おー!ワンダフル

ヨッシーも涙こぼれたよ

被災して分ったこと

2011年03月13日 14時01分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

  (必要な物)

①マッチ

②湯たんぽ

③懐中電灯

④携帯のバッテリー(できたら予備が欲しい)

⑤ラジオ

⑥水の備蓄

⑦食料の備蓄

⑧ヘルメット

⑨冷静に行動する強い心

⑩工夫して生きる知恵

   ***   ***

マグニチュードが本日昼ごろ9.0に変更されました。

たった0.2ですがパワーは2倍も増すそうです。

今後3日以内にマグニチュード7.0以上が来る確率が70%以上です。

降水確率で70%は大抵雨が降ります。

困ったなー。

家にはヘルメットがありません。

大宮駅の近くにヘルメット工場があるんですよねー。

こんど防災ヘルメットがあったら買います。

    ***   ***

小学校は月曜日休校です。したがって学童も閉所が決定。

でももっと休んだ方がいいですよねー。

被爆が心配。

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震災3日目 被爆の危険

2011年03月13日 12時31分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

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3月13日。 本日は娘和香奈の27歳の誕生日。加えて私の結婚記念日です。

朝7時20分。娘は元気にお仕事に出かけました。

きょうは断水と電話が不通。

下館から妹が来てくれて、妹の家は全く困らない由。

周囲のお宅は家が壊れ、塀が倒れていて、ご主人はお手伝いに。

下館への道も無事。

老人ホームの母も無事。

断水の為トイレが流せないだけ。

ああ、よかった! 寒くはないかと心配だった。湯たんぽ持って行かなくちゃと思っていた。

   ***   ***

妹が水を持って来てくれたので、これで2・3日は困らない。あんしんした。

そしたらなぜか涙が出て…。

テレビを久々に見たら、津波で持ち上げられていく様子が怖い。

家を失い、寒い思いしてる方々を思えば、わたしのこの不安は小さいもの。

原発の爆発で、被爆の方が、わが身に迫って来ている。

朝ごはんにクレープを食べました。

冷凍庫にクレープのシートがあり、カボチャにバターと砂糖で美味しくして包みました。

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3月12日(土) 震災2日目

2011年03月13日 12時11分22秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨晩は湯たんぽ2ついれたから、着たまま寝てると熱いくらい。 ラジオも地震のニュースばかりで、歌も聞かせてくれない。

余震があり、寝られない。喉の痛みとせきがあり苦痛。

エイッと起きだしてご飯を作った。

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頂いたホウレンソウは湯がいて冷凍してありました。

スープで煮て、

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クリームシチューになりました。

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大根・ニンジン・山芋・油揚げ。 煮てみました。

電気が切れているので、食材が傷まないうちに何とかしようと…。

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デコポン・揚げ餅・インスタントコーヒー…。

食器を洗わない様に、クッキングシートを使いました。

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廊下でロコちゃんと昨日の新聞を見ました。

水も出ない。

電気もない。

携帯の電池は無くなり、電波がまだらなのか?つながらない。

夜、6時。早々と蒲団に入る。

懐中電灯3つつけて、読書をしたが、落ち着かない。

余震は夜10時ころから頻繁になっている。

11時ころ、電話のガイダンス音が聞こえるのに気づいて、電気が来たことを知った。

大急ぎで携帯を充電し、連絡を取った。

徳島の娘、救助に出るスタッフには選ばれなかったが、ベテランが抜けた部署を守る役割になった由。

和ダンスの扉が落ちてたの…。そんなことを言うと、「命があっただけでも有難い!そんなことは大丈夫!」と叱られた。

残り湯を沸かして入浴。

これで体がほぐれたらしく、まとまった睡眠がとれた。


震災第一夜

2011年03月13日 11時29分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

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お隣りへ行って、「停電してるのはわが家だけじゃないよね!」とお尋ねしました。

「電気が来ないからガスもつかないね」 と言ったら、ガスはついていると言う。

マッチを2つ頂いて来て、こうしてロウソクもついた。

あとで叔母のマッチコレクションからかわいい絵のマッチも見つかった。

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懐中電灯を首から下げるようにした。

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テレビをソファーで押さえ座布団を当てた。

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叔母の遺骨は床に下ろし、10キロのお米で押さえつけた。

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そして晩ごはん。 なぜか年に1度も食べないカップめんを、10日(木)に買っていた。

生協から取ったスルメ。クリームシチュー。

    ***    ***

お煎餅屋の仲間と抱き合って揺れをしのいだ。

この家に1人で被災するよりも、みんなと一緒で良かった。

家に戻り、トイレに入ったら便座が冷たくて跳び上がり、

たいへんな事になったと思った。

この時点では、阪神淡路よりも大きい地震が起きたとは知らなかった。