秋葉原駅の展示
寒い雨になりました。
TXは時速130㌔で快適に走ります。
先頃真壁のひな祭りを紹介していたところに、今日はもう筑波植物園のらんが飾られていました。
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さて、今日見た現代能というものは…。
まず、狭く暗い場所に定員以上に、ぎゅう詰めにされた恐怖に始まりました。
そこは真っ暗でした。
どこからともなく、声とも思えぬ音がしてきて、だんだん大きな声になり、人が出てきました。
この声をいつになったらやめて、場面展開するのだろう??
コスチュームは簡単服(夏の湯あがり)のようでした。
数人の女性が裸足で立っています。
宮沢賢治の詩を語って行きます。
一人で、時にはみんなで…。
床に寝ころんで、みんなで踊って…。
群読と身体表現。
真っ暗な舞台。人以外は何も無い舞台。
ピアノの旋律が少し聞こえていたかな?
無言で数人が立っているだけの時間もあります。
この時、久先生の立ち姿の美しさ。そして発声の確かさ。
女流能楽師の久先生を入れているから、「能」と言ったけど、これは能じゃない!と思いました。
舞台が終わって、久先生の背中のリュックの口を開けて、真壁の草餅と採れたてのウドを入れてあげました。
「これから宝生能楽堂。いっしょに行く?」
洋服に着替えてスラックスの久先生を初めて見ました。かわいい方です。