久々に千駄ヶ谷に行きました。
樟若葉が美しい時に、前にも来ています。
今日は90歳のおじいちゃんが「安宅」を。これは、堂々たる歌いっぷりです。
「かように候者は…」 謡い始めは、75歳のオジサマ。お能の声になっていて、安心して聞いていられます。良いお声です。
13人もの大合唱の中に、5歳位の男の子が無本で子方を演じました。
「関の者どもわれを怪しめ…」などと、入るところを間違えないでちゃんとできました。
およそ50分間を正座していられるのですから、立派なものです。
*無本なる子方の声よ樟若葉
*樟若葉卒寿開ける勧進帳
若葉の中庭を眺めながら、お昼御飯をいただきました。
お吸い物が熱熱で、三つ葉も私が好きな三つ葉でした。焼魚の西京味噌漬けが美味しかったです。
あれあれ、あの子が出て来ました。思わずパチリ。
食事の後は「邯鄲」を時間が許す限り見て、日生劇場へ。
11月に見る「リア王」の勉強会です。
リアの休憩時間。能楽堂でいただいた雅友の焼印のどら焼き。
私の体の中に、日本の能もオペラも同じように入って行く。
今日のトークセッションは内容が高度なのか??私にはあまり魅力なかった。
オペラは、原作とはだいぶ違ったものになると予想できた。過去には、リアが精神病院に入院している演出のオペラもあったそうだ。原作があまりにも重厚なので、省略はおおいにありだ。
栗山民也さんの演出はまだ確定されていないから、11月のお楽しみ。
情報はホームページを見て…。とのこと。
今日の参加者には、良い物が。「リアのプログラムをオペラを見に来ればあげます」という切符。
さすがに疲れて、今日は帝国ホテルのタオル屋さんにも行く力は無い。
お昼をしっかりいただいたので、何も欲しくない。
TXでは眠ってしまい、一つ手前の、みらいだいらで目が覚めた。
みどりのに着くと外は寒かった。私もお疲れさんでした。