〽われは海の子シーラミの子~
と幼き頃みんなで替え歌を唄いながら夏休みの海で遊んだものです。
そんな自称 海の子が お盆時期の海の怖さを語ります。
先ずは今日の画像から
1/10 しら百合
2/10 私が主役
3/10 さり気なく脇役
4/10 のぞき見
5/10 シルエット
この蝉は だぁれ!
6/10 後光を受けて
7/10 正体はアブラゼミでした。
(今年の蝉に纏わる謎)
この時期鳴き声が煩いクマゼミが、近年箱根の山を越えて関東に
もその勢力をのばしている。
しかし今年はその鳴き声がない。いったいどうしたのだろう?
8/10 蔦
藤棚から下がった蔦
9/10 地下道
10/10 白い妖精
_________今日の話題_______
★ 海坊主(冒頭の続き)
今年は土用波どころでなく大型台風による高波が押し寄せている。
報道で見る限り、こんな高波は近年見たことが無い。
この台風で本来なら今年の海水浴はシーズンオフにすべきです。
その理由としてお盆が過ぎれば、土用波で海が荒れるからである。
波に乗って”イラ”という小さな電気クラゲが浮遊するのもこの時
期です。
泳ぎの最中に こいつの長い触手に纏わりつかれると泳ぎが達者な
人でもその激痛に溺れそうになる。
我が郷では、盆に泳ぐと ”海坊主が足を引っ張りに来る”という謂
れがある。
過去に津市の海岸で 海坊主による悲惨な出来事が起きた。
朝日新聞 1955年7月28日東京版夕刊で一報が報じられた。
地元の女子中学生徒36人が溺死した怪談のような事件であった。
ある女性週刊誌では、生存者の女生徒から事故当時の状況を取材
している。
「海の底からたくさんの女の人がひっぱりに来た」という生き残
った生徒からの証言を紹介していた。
その女の人達は 頭にぐっしょり水をすいこんだ防空頭巾をかぶり
、モンペをはいておりました。との証言が出ている。
果たして証言した「モンペ姿の女」は幻だったのか?
現在では離岸流による水難事故であったと想定されるが、当時は
終戦間もない頃、まだまだ人々の心理状態は不安定な時期でした。
私は、今でも「離岸流」そのものが「海坊主」と信じています。
この時期の海水浴、「海坊主」が出る場所へは近づかないように
しましょう。"(-""-)"
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