夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

打倒ギャル

2007年05月06日 | インポート

雀の舞台好きも、自他共に認めるところであります。

前回、愛すべき動物たちを紹介すると言いました

気が変わりました。

そのうち話しますので、気長にお待ちください。

さて、私の好きな舞台の世界をちょっと紹介します。

「舞台?え~私見たことな~い。」とか、「っつかキョーミないんだけど~。」って言う人。

見たことないなら見てください。キョーミなくてもついてきてください。

なぜなら、

ここが雀のブログだからです。

雀の趣味に、とことんつきあっていただきます。

雀はミュージカル人です。

あ、いまサーッっと引いた人いますね。

「ミュージカルはどうも・・・」って方。

かくいう雀も最初はそうでした。

まだ小さな時、祖母によく連れて行ってもらった子供向けのミュージカル。

当時、雀さんは、歌と台詞とダンスがちぐはぐに思え、つまんないとか通り越して気恥ずかしいような気持になりました。

「ミュージカルはちょっと・・・」

しかし、

中学生初期くらいのとき、人生の転機が訪れます。

またまた祖母がミュージカルを観ようと誘ってくれました。しぶしぶ雀さんはついていきます。

帝国劇場。お子ちゃま劇じゃない、初めての本格的劇場。ロビーとかシックあんどゴージャス。

それでも、雀さんのテンションは上がりません。

「え~・・・ミュージカルでしょ~・・・」

そして、雀の舞台人生の幕が開いてしまったわけです。

いやいや、あの感動。鳥肌。それらと共に二度と忘れることはないであろうその名前。

レ・ミゼラブル

ミュージカル嫌いと言っている方。キョーミない方。

これを見てからすべてを語りましょう。食わず嫌いはいけません。雀も最近、ニンジンを誤解していたことに気が付きました。今からでも遅くありません。チケットを買って観に行きましょう。

「っつかそんなお金ないしぃ~」

そのブランドのバック売りなさい。きっとそれよりの価値はあるはずです。一生この世界を知らずにいるのは損というもの。

観て、得体の知れないでっかいものがこみ上げてきたら、それが感動です。鳥肌がたったら、それが感激です。そして、劇場を出て帰途についたとき無性に、劇場に駆け戻り、一晩中そこにいたいと感じたら、それは人生が変わってしまったということです。

雀の野望は、世界中にミュージカルをはじめ、すばらしい舞台の世界を伝えることです。

そこで手始めに日本中を征服します。

「あれ、最新作みた?まじ良くな~い?」

「みたみた!まじヤバなんだけど~」

「でもウチ的には~キャッツのほうがよさげ~」

「まじで~?キャッツとか観たことないんだよね~」

って渋谷を行くギャルたちが話すような世の中にしたいです。

いつかきっと、そんな日がくる。雀の野望はつづくのでした。