夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

それが人生。

2007年05月07日 | 舞台・映画話

今回も、雀の舞台話につき合っていただきます。

あきらめましょう。

雀のブログですから。

さて、前回はミュージカルについて熱弁いたしましたが、

すばらしい舞台の世界はそれだけではありません。

雀はオペラ大好き人です。

またサーッと引いた人いますね。

確かに、お値段的に敷居が高いです。

目玉飛び出すほどのお値段です。

でも、良いです。すんごく良いです。

ビリビリってきます。なんかもう良いです。観ましょう。

雀は『トゥーランドット』と『蝶々夫人』を、祖母に連れて行ってもらい、観ました。

トゥーランドットはシンプルで抽象的な舞台が、印象的でした。

ここ。ここが、舞台の不思議です。映画なら、本物のロケ地で撮影できますが、舞台は、完全なセットを造ることはできません。

逆に言えば、リアルなセットでなくても、役者の台詞、表情、動作、照明や効果音などから、観客は自身のイメージをふくらませていくことができるのです。

椅子が一脚と机があるだけで、そこに世界が広がるのです。

いやいや、すごいですね。

人間の表現力、想像力は量り知れません。

ちなみに、雀が一階席で観ていた時、小泉さんと荒川選手が二階席の真ん中で観ていたそうです。

何故か感じる不公平感。

これが人生ですね。

『蝶々夫人』・・・プッチーニさんありがとう。

外国の人が創ったのに、すごく日本を視ている感じがしました。

美しい。

結構な悲劇だけども、観た後のこの気持・・・美し~い。

もちろん、雀が観るのは、ミュージカルとオペラだけではありません。

歌舞伎好きです。生で観たことはありませんが、「暫く」とか、「義経千本桜」だとか、楽しかったです。「助六」観たいです。生で観たいです。

文楽も好きです。だんだん人形が人間に見えてくる不思議。いやいや、感嘆です。くわって顔が変わる人形もあるんですね。素晴らしいです。感激です。

そしてもちろん、お芝居。

と、偉そうに言っておりますが、雀さんまだお芝居を劇場で観たことありません。

あらら~。

意外や意外。

でも、好きです。

三谷幸喜さんの舞台観てみたいんです。三谷さんの映画大好きです。

「ラヂオの時間」が特に。ドタバタして、グチャグチャになって、最後ちゃんとまとまる。そして面白い。ぜひ観てください。DVD出ています。

喜劇を創れる人ってすごいと思います。人を泣かすのは結構なんとかなりそうだけど、笑わすのは難しい気がします。スベる危険性をはらんでいますし。

そして知ってる人は知っている、NACS(ナックス)。

北海道のローカル劇団です。

団員5名です。

本州の人も知っているのは、大泉洋さんでしょう。

元は大学の演劇サークルの仲間で、今や北海道ではトップスターです。

この劇団はぜひ紹介したいです。

と、いうことで次回はNACSの話をいたします。

異論・反論・質問・注文、受け付けません。