先週は高千穂峰のミヤマキリシマを楽しんで、今週は阿蘇高岳山頂の天狗の舞台周辺のミヤマキリシマを・・・
と思い仙酔峡まで来てみましたが、山頂は濃いガスに覆われています。
風も強いし30秒ぐらい悩みましたが、ガスが晴れるのを期待してとりあえず出発しました!!
数日前までは綺麗なミヤマキリシマが咲いていのでしょうが、仙酔峡はすっかり終わってました。
登山者カウンターの横を通って、尾根へと取り付いて登ります。
ゴツゴツの岩と溶岩の尾根コースは上を見上げると、タメ息が出るような急斜面ですが、
意外と登りやすく、グングン高度を上げていきます。
中間地点あたりまで登ってくると、山頂のガスがス~ッと晴れました。
日頃の行いが良いおかげなのでしょうか・・・これは山頂での素晴らしい景色が期待できます!!
山頂に着くまで晴れていてくれるとイイのですが。
鷲ヶ峰・虎が峰もハッキリと見えるようになりました!!
バカ尾根の中腹を過ぎると、ミヤマキリシマもポツポツを目立ち始めます。
下山して来られる方と擦れ違う時に、「上は風が凄いですよ・・・」とか「吹き飛ばされるところでした。」とか・・・
かなり脅しの効いた情報をいただきました。
阿蘇の月面のような世界はやっぱカッコイイですよね~
標高もグングン上がり、眺めも最高です・・・ここ辺りまでは・・・
尾根道の斜度が更に急になってきたあたりで、またガスが山頂を覆いはじめました。
やはり、日頃の行いは大したことなかったようです。。。
あっという間に辺りは暗くなり、目線の高さで雲が流れていきます・・・
ピークの稜線が近付いてくると・・・
益々ガスってきました。
これはこれで幻想的な感じですが、今日の目的は満開のミヤマキリシマ! 幻想的な霧な感じはいらんです。
そして・・・
稜線に着きました!!
あか~~ん。 真っ白です・・・
しかも、写真では伝わりませんが、もの凄い風が吹いています。
擦れ違った方の情報は間違いありませんでした。
強風に耐えながら、天狗の舞台の方へ進んでみることにしました・・・
途中には・・・
マイヅルソウ!!
そして、濃い霧の中には・・・
ミヤマキリシマが咲き乱れています!!
霧の中で幻想的にミヤマキリシマが・・・って見惚れている余裕はまったくありません。
とにかく風がハンパないです。
天狗の舞台周辺は間違いなく素晴らしいことになっているはずなのですが、
ホントにホントに残念ですが、身の危険を感じるほどの強風でガスも晴れそうになかったので、
下山することにしました・・・
真っ直ぐ立って歩けない程です。
下山もバカ尾根を下りました。
帰り際に見た高岳は完全に雲の中でした。。。
ん~、もう一度タイミングが合えばリベンジしたいところですが。。。
高岳の通称バカ尾根登山道は、なーんにも遮るモノがないから、結構たいへんですよね。
風が吹いたら吹き飛ばされそうになるし、炎天下だと、焼け焦げそうで>_<
でも、下山後、尾根一直線の登山道を振り返ると、なかなか達成感を感じる山だと思います(^o^;
悪天候の中、無事に下山できて何よりです(^^)
由布の帰り、仙酔峡から高岳に行くつもりでしたが、
大観望から阿蘇を眺めると、上半分雲の中だったし、風も強かったので、や~めたでした。
仙酔峡駐車場まででも行っていたら会ったかもですね。
確かにバカ尾根は登り甲斐ありますよね。
自分的には登るのはイイのですが、ここを下るのはチョッと嫌ですね。
今回も中岳山頂付近から下る予定だったのですが、なんせ風が強かったもので・・・
6月からは立ち入り禁止になっていた登山道も規制が解除されるみたいですね。
あらぁ~天気が良ければお会いしてたかもですね。残念です。
一時雲がパーッと晴れた時があったんですが、なかなか思うようにはいきません…^^;
上の方ではミヤマキリシマ、けっこう咲いているんですね!
幻想的なミヤマキリシマもいいですね。
いつ頃まで見れそうですか?
時折、身体を持って行かれそうな突風も・・・
ガスの中で見たミヤマキリシマは昨年よりもイイ感じだったように思えました。
どうでしょうね~???
例年だったら6月上旬はイケるはずなのですが・・・
天空の花園を楽しみに行かれて下さい!!(^^)