『深夜特急1』香港・マカオ
沢木耕太郎:著
新潮文庫
「ミッドナイト・エクスプレスとは、トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者たちの間の隠語である。
脱獄することを、ミッドナイト・エクスプレスに乗る、と言ったのだった。」
沢木さんがインドを旅したときの一文に、
「手で食べることで、また自分がひとつ自由になっていくのを感じた。」
という感じの文があって沢木さんが本の中で言いたいことはわかったのだけれど、僕が3・2巻を
始めに読んでしまったために「深夜特急」が何を意味しているのかわからず、気になって結局1巻を
読むことになってしまったのだ。
1巻の初めでやっと「深夜特急」の謎が解けて、すっきりすることができた。
沢木さんの脱獄と僕が思う脱獄は次元が違っていて「檻から自由への脱獄」と「自由から脱獄する」
くらい違うといえば伝わるのだろうか。
何かと気になる自分の性格を考えると、本は順番のとおりに読んだ方がいいことが今回ではっきりした。
沢木耕太郎:著
新潮文庫
「ミッドナイト・エクスプレスとは、トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者たちの間の隠語である。
脱獄することを、ミッドナイト・エクスプレスに乗る、と言ったのだった。」
沢木さんがインドを旅したときの一文に、
「手で食べることで、また自分がひとつ自由になっていくのを感じた。」
という感じの文があって沢木さんが本の中で言いたいことはわかったのだけれど、僕が3・2巻を
始めに読んでしまったために「深夜特急」が何を意味しているのかわからず、気になって結局1巻を
読むことになってしまったのだ。
1巻の初めでやっと「深夜特急」の謎が解けて、すっきりすることができた。
沢木さんの脱獄と僕が思う脱獄は次元が違っていて「檻から自由への脱獄」と「自由から脱獄する」
くらい違うといえば伝わるのだろうか。
何かと気になる自分の性格を考えると、本は順番のとおりに読んだ方がいいことが今回ではっきりした。