『環太平洋インナーネット紀行』
星川 淳
NTT出版
アラスカ、グランドキャニオン(ハバスパイ)、タオスプエブロ、イロコイ六連邦、
ハワイ(ホクレア)、屋久島。
モンゴロイドが進んできた道を星川さんが辿っていく紀行文。
内容自体はいくつかの本を集約したものが多かったので、それほど新鮮というわけではなかった。
アラスカは「星野道夫」、イロコイ六連邦は星川さんの「魂の民主主義」、ハワイは内田正洋さんの
「祝星ホクレア号がやって来た」などの本にあるものが多かった。
でも、それらを環太平洋インナーネットとして繋げて一冊の本にしたところが面白く、星川さんの
世界の見方がさらに興味深さを増してくれる。
特に「あとがきにかえて 生命讃歌」のところは全体の中でグンを抜いて面白かった。
1997年初版の少し前の本だけれど、アマゾンで200円で買えるし、これからもたくさんの人に
読んでもらいたいと思う一冊だった。
どんな切り口で本を書くのか1ヶ月間どこかモヤモヤしながら考え続けていたものが、やっと
見つかった気がする。
星川 淳
NTT出版
アラスカ、グランドキャニオン(ハバスパイ)、タオスプエブロ、イロコイ六連邦、
ハワイ(ホクレア)、屋久島。
モンゴロイドが進んできた道を星川さんが辿っていく紀行文。
内容自体はいくつかの本を集約したものが多かったので、それほど新鮮というわけではなかった。
アラスカは「星野道夫」、イロコイ六連邦は星川さんの「魂の民主主義」、ハワイは内田正洋さんの
「祝星ホクレア号がやって来た」などの本にあるものが多かった。
でも、それらを環太平洋インナーネットとして繋げて一冊の本にしたところが面白く、星川さんの
世界の見方がさらに興味深さを増してくれる。
特に「あとがきにかえて 生命讃歌」のところは全体の中でグンを抜いて面白かった。
1997年初版の少し前の本だけれど、アマゾンで200円で買えるし、これからもたくさんの人に
読んでもらいたいと思う一冊だった。
『昔から語り部の役割は、一族が大きな転機にさしかかったとき、
これまでの来歴を正しく物語ることによって、
将来に確かな選択ができるようにすることなのだ。』
ポーラ・アンダーウッド
これまでの来歴を正しく物語ることによって、
将来に確かな選択ができるようにすることなのだ。』
ポーラ・アンダーウッド
どんな切り口で本を書くのか1ヶ月間どこかモヤモヤしながら考え続けていたものが、やっと
見つかった気がする。