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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-14(modern)】ふつうの調査-現代版最小限住居-

2022-10-17 20:23:10 | ministock-14(modern)
15年ぶりくらいに行ってきました。
私がちょくちょく行ってた時期は、中越沖地震直後の真夏。
倒壊した建物のご主人から連絡が入り、年内中に新しい家に住みたいから手伝ってくれと。

無理なんですよ。
そんなこと。

7月下旬に初対面。
現場からは9月に工事始められれば、あとは何とかするからと言われて、
積算部門からはお盆明けには積算図をくれと言われました。
つまり私はここからの休みをすべて返上して3週間くらいで、プランと仕様をすべて決め切らないといけなかったんです。

「分かりました」って言っちゃったんです。

そこから交通規制のかかる柏崎市へ毎日通いました。
(もちろん他の物件も抱えたまま)
高速道路がうねうねしてるから走っていると具合が悪くなってくるんですよ。
最後の方は慣れましたけど。

そして、無事年内お引渡しができて、会社全体でやり切った感出した年だったんですけど、
その時、柏崎に人にお昼どこ行けばいいんですかって聞いて
「そばよし」行っとけっと言われて通い続けました。
(独立前の話です)

ラーメン大国の新潟ですが、
柏崎は焼きそば大国の印象があります(私だけ?)
正直15年前の味は覚えていませんが懐かしかったですね。
思い出が。

って、しんみりすると仕事に影響がでるので、お昼前に地盤調査を行いました。
いつも通りの調査風景。

いつも通りに立ち会って、
敷地周辺のロケーションを確認します。

水路の名残があります。
知っているんですけど、第一村人を発見して「ここって何だったんですか」と聞いて周辺情報を掘り出します。
色々近隣の歴史を教えてもらいました。

かれこれ30分以上話し込んだと思います。

これもいつも通り。

住まいづくりは、敷地内の出来事じゃなくて地域全体の出来事なので、知ってもらうことが大事。

これからお仲間になるのでよろしくお願いしますという意味も込めています。

早く工事したいです。

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