native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【坂の上の狭小住宅】ニアリー

2019-03-05 14:53:54 | 坂の上の狭小住宅
柱にペタペタと貼られた青いテープ。
特殊な部分の指示が書かれています。

そう、特殊だらけ。

ネイティブディメンションズ全開で行きたいと思います。

内部・外部共に下地作業が終わりましたので、いよいよカタチを作っていく作業に入ります。
外部の通気層。

湿気や外壁の輻射熱を速やかに逃がすための経路。
シートもパリッと張られていてきれいです。

その下地に外壁を張り始めました。
ミニストックの05や08のようなサイディング仕様です。

板金屋さんが二人で運んでいますが、コレ1枚で44kgあります。
おもっ!

だから、めっぽう火に強い材料なんです。
このおかげで内装の自由度が上がります。

こちらは内部ですが、なぜか先ほどの外部とそっくり。

今回、出来上がりがとても楽しみな場所の一つ。
機能をそのままお部屋のデザインにしちゃいましたが、もうちょい秘密で。

先ほどの外壁材のおかげで、この内装が可能になりました。

外装と内装の組み合わせは、法律で決められているんです。
安全第一ですから、何やってもいいわけじゃないんですよ。

そしてフローリングも運び込まれました。
今回は桧の無垢です。

幅広タイプで1枚が4mもあるので、すべすべ感をより感じられます。
足ざわり最高ですよ。
しかし、それだけにとんでもなく重い。
2階に運ぶだけでもざわざわしちゃいます。

重労働ご苦労様です。

だから、小さい建物と言っても重量は相当です。
重いということは、揺れやすくなるということなので、
揺れにくいようにしないとですし、壊れて落ちてきてもダメ。ゼッタイ。
一つ一つの重量を調べて、構造計算して安全性を確認するのが私の仕事。

重いものを運ばない言い訳ではないですよ。


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