道具と言えば、使ってナンボの世界。使い切ってこそ、その道具が喜ぶもんだと思います。
道具に対する私のこだわりと言えば、は、どんなに短くなろうとも使いきる。消しゴムはどんなに小さくなろうとも消しきる。ボールペンもどんな販促品でも、いただいたからにはインクが無くなるまで書ききる。これがモットーです。
世間では、貧乏性ともゆーらしいですが。
プーマのur-mostro アーモストロと言います。
ソールのごつごつしたデザイン。レザーとメッシュのコンビ。ヒモでなく、ゴムとマジックテープでひねる様に締め付けるデザイン。
サイッコーです。昔、FILAのソールがごつごつしたスニーカーを履いていましたが、ごつごつぶりは比べ物になりません。
ごつごつというよりは、むしろ尖ってます。スニーカーとして正しいデザインなのかと疑うくらいに尖っています。
帰ってきてからも、ニヤケ顔が止まりません。時折、鼻で笑う始末です。
そんな、ニヤケ顔に疲れてきたころ、ふと思いました。
「こんな尖った、いぼいぼのソールだと、あっという間に擦り減って履けなくなるんじゃないか」
もう、不安でいっぱいです。これをいつか捨てる羽目になるなんて想像できません。どうしよう、どうしようと悩みに悩んでたどり着いた結論が、
「もう1足買おう」
アーモストロを少しマイルドにした、ただのモストロ。
ただのモストロってのも変ですが。
いぼいぼが小さめで、表面がレザーでキルト状になっています。
もう、ガンガンと履いています。デザインばっかりじゃなくて、ホント履きやすいなんです。
とっても、柔らかい革が使われていて、ソールもいろんな所にスリットが入っているので、走ると足の形通りに曲がってくれます。マジックテープで留めるだけなので、常にジャストフィットな納まりですし、恐るべしです。感覚的には足袋に近いですね。
結果、満足度はなんですが、若干、自分のポリシーが折れてしまった事に、心が傷ついてしまいました。
あぁ。罪なモストロ。
んっ。だから、アーモストロなのか。←オヤジギャグ
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