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先月から本格的な設計が始まって、おおよそ開口部の位置も決まったので構造計算を行いました。
今回は早く構造計算したいとワクワクしていました。
理由は積雪3mで耐震等級3をクリアさせるオーダーだから。
これをプランニングでねじ伏せて構造計算自体は簡単にしようというのが私の狙いです。
その割にオーバーハングが2か所もあったり、吹抜けも3.5帖あったりするなど基本いつも通りの間取りです。
ただし、いつもよりサイズがちょびっと大きいので、それが構造計算のメリットとなるようにプランしました。
つまり、今日は結果発表の様な日。
結果とは私がどのくらいで構造計算を終えられるか。(計算をクリアするのは当たり前+単なる私の自己満への追及)
ひとまず昨日の内に初期設定や条件入力は終わらせておきました。
午後から作業に取り掛かって無事4時間ほどで終了。
積雪3mでの耐震等級3に加えて、いつも通りの偏心率。
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0.3以下で合格のところ、一番悪い場所で0.089という結果。
つまり、まったくブレない建物という事。
強くてバランスのいい建物という事になります。
いつもと比べればちょっと時間かかりましたが、早く終わった方だと思うので、そこから追加構造タイムへ。
屋根の形を少し変えるともっと構造的にスマートになるなと思い、構造を組み直して再計算。
30分ほどで計算終了。
思った通り構造がスマートになりました。
いつも伝えていることですが、間取りを考える時に構造も計画しながら考えると計算が楽になります。
計算が楽という事は、無駄な構造が少ないのでコストダウンにもつながりますし、そもそも美しいと思います。
(いつもの積雪1m耐震等級2に比べると材料は随分増えたという印象はありますが)
構造で大切なのは計算じゃなくて計画。
これを学ぶ場が構造実践塾。
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