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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「桜咲く公園脇の小さい家」ないスタイル継続中

2024-12-26 20:16:57 | 桜咲く公園脇の小さい家
布施さんに撮影していただいた竣工写真を使って、お住まいのこだわりポイントをご紹介していきたいと思います。

開放的な吹き抜けを設けたダイビングとセカンドリビングとして使えるウッドデッキは相変わらずで、そこに物件名の通り桜咲く公園脇に面しているので、とにかく空が広い。

2階から見ても同様
もう少し上の目線から見ると鋸山などの長岡市の東側に面する山々の稜線をきれいに眺めることができます。

今日の「ないスタイル」はリビングについて。
そもそもダイニングがないスタイルが、
いや、リビングがないスタイル

ひとくくりにした現代版お茶の間のダイビングを継続中で、

とにかくすっきりさっぱりしている空間が気に入っています。

細かい収納はすべて造り付けているので、ここに家具を追加することなく生活することができます。
つまり掃除が楽とも言えます。

さらに4-5年前から徐々に需要が増えてきているテレビレススタイル。
(コロナ禍に増えてきた需要というのが興味深いです)

我が家もテレビがありませんが、とにかく生活していて腰が軽い印象があります。
時間に縛られすぎない生活ができるので本当にお勧めです。

もちろん全く視聴できないわけではなくて、テーブル下に設けた棚にプロジェクターをセットすれば、なんの準備をすることなくテレビやネット配信動画を視聴することができます。
逆をいうと、気軽にプロジェクターを楽しめる設計にしちゃったからテレビをわざわざ置く必要がなくなったと言えます。

我が家では10年くらい前からプロジェクター使っていますが、プロジェクターって準備するのが面倒なんです。
最近は超単焦点プロジェクターもありますが、結局使い方はテレビと一緒。
テレビを置くスペースにプロジェクターを置くので、いわゆるテレビを中心としたリビングスタイルには変わりがないんです。

一方、テレビレスダイビングは家族を中心とした空間となっているのが特徴。
家族との会話が尽きない
タイムレスで
プライスレスな
時間を過ごしていただければと思います。

リビングって何するところだっけ?
をもう一度深く考えてみませんか。

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