1階の床面積わずか9坪。
2階の跳ね出しがポーチ屋根を兼ねた相変らずの一石二鳥を採用した合理的なカタチ。
まずは外よーし。
内部については、ミニストックを知り尽くしたOさんに過去物件で使われてきたアイディアを漏れなく採用していただきました。
っていうか、今までのアイディアを使い切らなきゃミニストックじゃないばりのこだわり。
それ採用しなきゃネイティブディメンションズに頼む意味ないくらいの勢いでした。
設備ももちろんいつも通り。
なんもないお風呂
浮いてるトイレ
もうネイティブディメンションズのツートップと言っていいでしょう。
そして、久しぶりに帰ってきました。
TOTOのドレスアップウォール付キッチン。
これでキッチン天板周りが劇的にすっきりします。
あれも久々に帰ってきました。
最近はノーリツさんのグリルレスコンロの採用が多かったけど、久々にリンナイさんの4口グリルレスです。
しかも、モデルチェンジしてバーナーの間隔が広くなったのですごく使いやすくなっています。
五徳が平らでどこにでもおけるのもメリット。
鍋やフライパンが傾く心配がありません。
やっぱ昔から選ばれてきたモノたちはちゃんとした理由があるんですよね。
使いやすいって大事だと思います。
まさにミニストックの王道を行く15なんですけど、今回はさらに本質を突きに行きました。
それは構造を如何に単純にできるか。
構造の単純化は間取りのレイアウトが大きく影響します。
今までは使い勝手と構造をイーブンな感じで作業をしていましたが、今回は6:4くらいで構造寄りの考えに比重を置いています。
理由は、ここ数年の物価高に対してコストコントロールは大きなテーマになっています。
単に性能や仕様、使い勝手の質を下げれば価格は下げられますが、それではミニストックの価値も下げちゃう。
すべてをキープしつつコストを下げるにはプランと構造を今までよりもシンプルにする必要があり、現時点でのアンサーが15となります。
合理性を追求した結果、近年100枚越えが当たり前だった図面も86枚に収まりました。
「足るを知る」
本質を突いたミニストックが誕生します。
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