今日からエコポイント工事が含まれるリフォームが始まりました。
リフォーム工事の場合、総額に対する補助金の割合がかなり高くなりがちなので積極的にお勧めしています。
一方、新築の場合は、エコポイントよりも長期優良住宅やフラット35を利用した方がメリットは大きいので、リフォーム工事の為のエコポイント制度だと思っている位です。
今回は、元々エコポイントとは違う部分のリフォームのお話を頂いていたのですが、ポイントを使えばついでに出来ちゃうレベルだったのが幸いしました。お客様もラッキーだったと喜ばれています。
但し、この建物だけが特別という訳でもありません。築30年位の建物だと壁の断熱材が入っていても天井の断熱材は入っていない場合がほとんどです。私は30年前に建築は携わっていなかったので、なんでそんな事をしたのか全く不思議でしょうがないんですけど、それが当たり前なんですね。
たぶん、断熱工事が一般的じゃなかった当時、ついでにする範囲が壁までだったって事なんでしょう。
でも、天井の断熱材はどこも壊さなくても、天井裏に入る事さえできれば工事が可能なので、工事費に対する補助金の割合が高くなります。
また、その頃の建物のサッシって外から嵌めてあるだけなんです。現在ではサッシは、外壁材の内側に取り付けるので交換が容易ではないんですが、この頃の建物であれば、外して嵌めるだけ。他の工事との絡みがないので、これまた工事費に対する補助金の割合が高くなります。
サッシの場合、付いてるサッシを外さなくてもインナーサッシ(所謂2重サッシにするという事)を付けるだけでもポイントが付くのでとっても簡単です。今回はガラスも熱反射(low-e)タイプに変えるので、サッシ交換を行う事にしました。
ホント、簡単。すごい制度です。(去年の今頃は定額給付金だったんですけどね)
但し、私は新築で求める断熱性能をリフォーム工事では求めていません。もし、その性能を求めるなら、素直に新築を勧めます。(その建物に余程の思い入れがなければ)
エコポイントが使えるからこその断熱改修というスタンスです。
国の考え方と温度差ありそうですけどね。
でも、それだけ断熱改修って費用の掛け方が難しいんですよ。
*誤解を招きそうな表現もあるので、もっと詳しく語りたい所ですがそれはまたいずれ・・・
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