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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-02(lab)】地盤改良-省エネルギーな小さい家-

2015-12-22 17:04:26 | ministock-02(lab)
某新聞社の取材帰りに現場に寄ったら無事地盤改良が終わっていました。

地盤調査をしたところ、支持層がかなり深い位置にあり、通常の柱状改良では支持層に届かない事から、環境パイルを選択しました。
環境パイルであれば結構深いところまで杭を入れることができて、鋼管杭よりも安く工事ができますから新潟の軟弱地盤向きと思っています。

昨日、検品に行った時に積み上げられた加圧注入材を見て、個人的には「よしよし」的な感触でしたが、ご近所の方はどう思ったかな。
というのも、同じ業界内でも「今時木杭?」と言われることもありますから。

でも、私は既成杭の安心感もありますし、カーボンストックにも貢献していますから結構気に入ってます。

↑は打ち込んだ直後の様子ですが、木杭の脇の穴がミソ。

ただ杭を地中に埋め込むだけじゃトルクがかけにくくて、適正な位置まで埋め込むことが難しくなってしまいますが、もう1本のオーガーを地中にさしてから木杭を埋め込むので15トンものトルクを掛けることができます。

トルク管理をしながら埋め込んでるから、偽装さえしなければ、実際の支持力を確認できるのが最大のメリット。
偽装さしてなければ安心して家を建てることができます。


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安心して下さい。偽装していませんよ。


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これで後はゼロエネの審査を待つばかり。
いずれにしても年明けの着工となりますので、年を越すのが待ち遠しいです。

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