今年の初めにご紹介した超音波式の食洗機が2月下旬に届きました。
大体の使用感が分かりましたので報告です。
まず超音波式食洗機の本体はこちら。
弁当箱サイズと言えばいいんでしょうか。
これが超音波を発生させる本体。
これをキッチンの天板に置いておく感じになります。
そして、この食洗器は桶さえあればどこでも使えるのが特徴の一つ。
よって、ミニストック-04では二層式のシンクにして、一つを汚れもの置き場+
食洗スペースとすることにしました。
シンクが渋滞しないのがいいかもねというのが採用理由の一つでした。というのも、二層式シンクって昔大流行りしたんですよね。
私の実家も奥さんの実家も二層式シンク。
子供のころから使い慣れていますし、やっぱ便利だと思います。
これも造作キッチンだからできること。
どうせなら、システムキッチンにできないことをやりたくなる貧乏性な性格を発揮します。
また、説明書には洗剤なくても大丈夫と書いてありましたが、洗剤は使った方がいいと思います。
普通の食器洗剤を使っています。
桶の奥にあるグレーの四角から超音波が出てきます。
よって、このグレーの箱に食器が当たらない様にさえすれば、置き方は自由。
ただし、プラスチック類は浮いてきちゃうので、食器を重石替わりにして浮いてこない様する必要があります。
洗浄時間は10分ほど。
気になる運転音はこんな感じ。
かつてコンビニ前にぶら下げってた電撃殺虫器のような音がかすかにするだけなので、この点は通常の食洗機よりはいい印象。
テレビの音が聞こえないとかはありません。
そして、気になる洗浄力ですが、ダメではない。
ダメじゃないけど、好き嫌いあるかも。
というのも、通常の食洗機と特徴が違うんですよ。
通常の食洗機は超熱湯で洗浄します。
80℃とか人が触れない温度で洗ってくれるため、
とにかく油汚れに強い。
そして殺菌効果がある。
デメリットとしては、並べ方次第ではお湯がかかりにくい場所があったり、お湯の勢い頼りでもあるので、こびりつきに弱いこと。
もう一つが、庫内を満杯にしないと省エネ性が薄れちゃうこと。
だから、食器が溜まり切るまで待つ我慢が必要です。
一方、超音波食洗機の特徴は、普通の温度で洗うので油汚れはまぁまぁくらいの落ち方です。
殺菌効果も得られません。
でも、お湯に浸かっている隅々まで超音波が振動するので、こびりつきはそれなりに落ちます。(完璧ではないけど)
そして、お湯を張る量は食器に合わせて自由に変えられるので、何回でも使えますし、少量でも問題ないし、1回が10分ほどなので省エネでスピーディです。(ただしグレーの箱がすべてお湯に浸かる量が最低限の量)
だから、食器と鍋を分けて洗うとか、グループ分けも可能。
お湯をかけるかお湯に浸けるかのそもそもの使い方の違いがモロ特徴の違いとして出てるかなと思いました。
その特徴通りの印象として、超音波食洗機はプラスチックはあんまり向かないのかなと思いました。
通常の食洗機であれば、洗浄後のキュッキュが楽しめますが、超音波はそれがないですし、そもそも浮いてきちゃうからセットが面倒。
よって、プラスチックのタッパからガラス製に変えたりした方がいいと思います。
キュッキュがないと嫌だなっていう方には、絶対お勧めしません。
我が家の場合、ダッチオーブンやスキレットを使い慣れているので、キュッキュはそれほど絶対条件じゃなかったから相性がいいのかもしれません。
(ダッチオーブンやスキレットは鋳物のため、洗剤が使えないんです。むしろ油を残しておくくらいが正解。洗浄後は油を塗ってメンテナンスするくらいですし)
それと大事なこと一つ。
洗剤を併用しているので、最後のすすぎは手動です。
もちろん乾燥機能もないので、拭くか乾かす場所が必要です。
あとは、食洗機能以外の使い道。
通常の食洗機は洗浄後そのまま放っておけるので、食器棚替わりにもなります。
超音波式の場合は、調理中や食後の仮置き場所と洗浄場所が兼ねられる使い方。
食器洗いの前半を兼ねるか後半を兼ねるかの違いみたいな。
まぁ、コレは人それぞれか。
あとは、ついでメリットとして、洗剤が1種類で済むってことでしょうか。
食洗用の洗剤とかリンスとかが不要なので、キッチンがすっきりするのかな。
積極的に勧めるわけではありませんが、我が家的には合格でした。
あとはどのくらいで壊れるかですね。
ここを知る必要がありますので、いつか。
(おまけ)
食器洗剤が1種類で済むついで話で、我が家では2年くらい前からある疑惑がありました。
お風呂用洗剤って何?疑惑。
お風呂用洗剤がお風呂用洗剤たる特徴が何なのかが全く分かりません。
アフロ用洗剤だったら、分かりやすかったのに。
皮脂、石鹸汚れに強いんだろうけど、それなら食器用洗剤で事たりる気がしてならないんです。
よって、我が家は現在お風呂も食器用洗剤で洗ってます。
お風呂掃除って、そもそも「泡を吹きかけてしばらく待つシステム」がよく分からないんです。
あれって単に「洗剤を沢山使って消費してもらいたいからじゃないかシステム」疑惑も我が家ではあるため、ブラシでこするんなら食器用洗剤でいっか、となりました。
よって、食器用、食洗機用、お風呂用が食器用1個でまとまりました。
洗剤置場が省スペースで済むのも我が家向きです。
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