無類のお風呂好きの私は、日頃のスーパー銭湯から関越沿いの温泉を中心に、風呂巡りをしています。
お風呂が好きになり始めると、ついつい隠れ家的な秘湯系に走りがちですが、自分の中で一周すると、やっぱりメジャーに帰ってきました。
メジャーがメジャーたる所以というか、やっぱりいいんですよ。
北関東、甲信越地区のメジャーといっても色々ありますが、やっぱり草津は最高ですね。
古い温泉宿で情緒に浸りながらもいいですが、草津の特徴は、共同浴場の多さじゃないでしょうか。
なかでも私が好きなのは、湯畑の脇にある白旗の湯と片岡鶴太郎美術館の奥にある西の河原露天風呂です。
白旗の湯の特徴は、とにかく熱い。50℃近くあるんじゃないですか。熱湯コマーシャル並です。それを涼しげな顔して浸かる地元のおじいちゃんの脇で、負けずに涼しげな顔をするのが、白旗の湯の魅力です。
スキー合宿かなんかで来た大学生が「あちっ、あちっ」とか言ってると、「坊やだからさ」←by シャア・アズナブル です。
白旗の湯は、もう生草津って感じですよ。温泉って言うよりはアルカリ湯ですから。ちなみに温泉に入ったら、体は洗わないでくださいね。皮膚が傷むばっかりですよ。温泉に入ること自体が体を洗うに等しいので。
で、そのアルカリ度が白旗の湯は、マックスです。体の表面が全部溶けたなって気がします。ややスプラッターです。
そんな、キョーレツなお風呂がただっていうから、毎回行っちゃうんですね。ありがたや、ありがたや。
もう一つの西の河原は、なんといってもその広さ
500㎡ですから。
500㎡って言われてもよく分かんねーよ。というのが、最初、パンフレットに対して突っ込んだ私の一言です。
でも、不思議なもんで、そんだけ広いのに、なぜか、みんなお風呂の縁に座ってるんですよ。
そんだけ広いんだから、真ん中に座ればいいのに。一人真ん中で足広げて、空見上げて入ると最高です。
それと、そんだけ広いんで、お風呂の端と端でお湯の温度がえらい違います。上流に向かうほど熱くなるので、我慢比べみたいな感じになってます。たぶん、みんな「あいつ、あそこまで行けるのかよ。すげーなぁ。」とか、心の中で思ってるはずです。
「お湯」か「我慢」か、どっちが好きなんだと聞かれそうですが、お湯です。
おくまでも、お湯が好きなんです。
他の温泉もちょいちょい、ご紹介します。
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