設計士として私が気に入ったものをお客様に提案しているのでお客様に提案するからには私も使っています。
という早口言葉ではなく、私の哲学です。だけど、わざと句読点抜いてみました。
入口のドアと床材と打ち合わせテーブルですが、すべて同じ材料で作られています。
それぞれが最初からドアだったり、テーブルだったり、床材だったわけではありません。
元は同じ材料でした。この部分をドアにして、ここをテーブルにして、そうするとここが床材になるな、なんて考えながら作っちゃいました。
ドアの木目は横にしようかな、テーブルは縦にしようかなと、発想は自由です。ルールなんてないですからね。自分がルールです。
ちなみにANTHRAXのI'm the lawは名曲です。関係ないか。
このような材料の使い方は、当事務所でお勧めしていることの一つで、インテリアの統一性やオリジナリティを生み出すばかりでなく、余った材料は、収納の棚材にしてしまうなど、コストを意識した使い方も提案しています。
自分で考えたものが、カタチになる。モノづくりの楽しさの原点ってココにあると思います。
事務所は、一人で作っちゃいましたが、とは、お客様がいて、設計士がいて、大工さん、その他の職人さんがいます。みんなで悩んで、考えて、楽しんで、笑って、出来上がったこそが「住宅を建てる」って、言えるんじゃないでしょうか。そんなことを考えながら、皆さんのお手伝いをさせていただいてます。
上の画像には、もう一つのこだわりが写っているんですが、分かります?
え~、それは、材料を無塗装で使っていることなんですけど、このこだわりについては、また次回。
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