native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

価値観が変わる場合

2022-02-02 19:49:09 | 住宅設備
年始に家族旅行に行ってきました。

ミニストックでは、浴室はアパートサイズの広さで、窓なし追い炊きなしを積極的にお勧めしている私ですが、
(画像はミニストック-11)

ホームページのプロフィール欄に記載しているほどの「大の温泉好き
勝負てぬぐいとか勝負バスタオルもあるほど。


なので、一日中温泉に入ってきました。
雪見酒最高でした。

そして、正月休みが明けて現場へ
ぐおおおおお

吹雪の中、外壁の張り替え作業してます。
大工さんが。

なかなか過酷な状況の中、頑張っていただいてます。

現在、古い外壁と下地の取り外し工事が終わって、
新しい下地を作ってもらってます。

もう少しで下地が終わりますが、ここから杉板を貼ります。

大工さん、がんばってー。

同じ雪なのに、こうも違って見えるとは。
物事は色んな角度から見ないと本質は分からない事ってことですね。

いやぁ、勉強になる。

ということで、最初の方に出てきたお風呂の写真
(画像はミニストック-11)
窓もなし、
追い炊きもないので、洗い場と浴槽に水栓がそれぞれ付いています。

そして、ユニットバスってイマドキっていうか20年くらい前から大きなカウンターが付いているのが当たり前ですが、

掃除が面倒くさい」という理由でカウンターなしを選ばれる方が多いです。
これはネイティブディメンションズに限らず、インスタとかでも見るようになりました。

同様に棚や鏡も付けないのが大分一般化されてきたと思います。

そういった意味では、10年以上前からカウンターや棚、鏡なしを勧めてきた私にとって、やっと時代が追い付いてきたかという感じ。

ネイティブディメンションズのOBさんたちは結構それが当たり前の感覚なので、それぞれが次のステージに向かっています

ということでもう1回浴室の写真
(画像はミニストック-11)
例えば、給湯リモコンがいかにもシャワー使いながら使いやすい位置についていたりします。
何も言わないと浴槽近くに付きますが、シャワー派の方はこっちの方が使いやすいのでは。

そして、シャワーの位置
シャワーと洗い場水栓の位置がそろってます。

「全然普通でしょ」と思うかもしれませんが、実はこれ、「いちいちメーカーに言わないとやってくれないんです」

元々洗い場水栓の上は鏡が定位置なので、シャワーの標準位置は浴槽寄りの位置なんです。

だから鏡なしを指定しても、シャワーの位置は浴槽寄りのまま。
いちいちメーカーに言わないと真ん中にしてくれないんです。

また、最近はシャワーフックもマグネット式にされる方が多いので、シャワーフックをなしにされる方もいますが、

これも言わないと勝手につけられちゃいます。
いちいち言わないとシャワーフックがなしになりません。

浴室を新しくする場合
「毎日の疲れを取る癒しの空間」
が当たり前のテーマでしたが、

今や
「毎日掃除をしなければならない疲れる空間」
という価値観も増えてきました。
(私が増やしたともいう)

だから、温泉に癒しを求めに行くんです。




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