ダイハードと封切り日が同じで、どちらを見ようかと迷ったが
上映時間が2時間40分という長丁場に躊躇しダイハードに
先をゆずった映画 ”ゼロ・ダーク・サーティ”を ご鑑賞。
これは、アメリカ版「忠臣蔵」である
映像はないが9・11当時の被害者の肉声が流れる あのワールド・
トレード・センターへのテロで亡くなった方3000人の
あだ討ち 目指すは、吉良上野介ならぬ指導者ビンラディンの首。
ただ吉良上野介と違い ビンラディンの居場所をつきとめるのに
巨額の資金と10年という年月をかけ 若き女性CIAエリート情報分析官の
執念で、あだ討ちを果たすまでをえがく実話。
ビンラディンの居所を吐かせる捕虜への 拷問シーンは女性や 心臓の
弱い方には酷だが 仰向けにして大量の水を、口に注ぎ込むという
よく見る拷問の他に、そこには、入らないだろうという大きさの木箱に
長時間無理やり押し込めておくという エスパー伊藤か!という
っこみを入れた拷問や お金で情報を得、最後の1時間に及ぶビンラディン
邸への急襲シーンは圧巻。ステルスヘリ2機で向かう先は 洞窟ではなく
要塞化した普通の民家。ビンラディンは傭兵に守られていたわけでなく
自分の子供も含めた家族と 側近の者の家族と、普通の生活を
送っていたのにはビックリ。ビンラディンの最後は、あっけなく終焉。
本年度アカデミー賞の最有力と言われていたが 音響効果賞の1冠のみ
普通のシーンで、気を抜いていたところドカーンと テロの爆発音が
右側から聞こえオイラのオシリが座席から 半分浮くのを体験
オイラの批評は
コメ閉鎖