予告の 面白さにつられチョイスした邦画は「七つの会議」製作TBS
監督は、半沢直樹、陸王、下町ロケットなどでお馴染みのTBS日曜劇場の
福澤克男。原作は当然、池井戸潤。主演は福澤監督作品には初参加の
狂言師 野村萬斎。内容はサラリーマンの会社でのお話
野村萬斎演じる八角は、毅然としていた陰陽師から真逆の やさぐれ感
満載の能無しダメ社員。半沢直樹で顔芸とも呼ばれる濃い演技で
定評のある香川照之演じる 鬼の営業部長の会議での発言中も 八角は
高いびき。チャラい芸風のオリエンタルラジオ、藤森慎吾は
経理課の権限で八角の 高額領収書にダメ出し。八角の上司には
半沢直樹で金融庁のオネエこと片岡愛之助。なぜかぐうたら八角に
関わった人は、左遷させられたり不運な目に、これに気がついたのは
半沢直樹の友達。ミッチーこと及川光博と下町ロケットで
女性エンジニアを演じていた朝倉あきが 物語のキーパーソンとなる
ドーナツ無人販売をする社員。この2人で謎を解明していくの
ですが、会社の世間をも騒がす大事件に発展する展開になるのですが
陸王で陸上のコーチをしていた音尾琢真。町工場の娘に下町ロケットの
土屋太鳳。下町ロケットの意地の悪い農家、岡田浩輝。ネジの強度を
調べるだけの技師に下町ロケットの小泉孝太郎。
下町ロケットで米作りに情熱をそそいでいたが、今回は不正を承知の
工場社長に立川談春。会社の最高権限をもつ御前に
半沢直樹の頭取、北大路欣也。ほんのチョイ役で陸王の足袋屋の主人
役所広司。と贅沢な配役。八角が20年前は、やり手の営業マンだったが
なぜぐうたら社員になったのか、会社ぐるみの不正をからめて池井戸潤
の作風どおりの展開になっていき エンドロールで八角が「いつの世も
不正やデータの改ざん、偽装、などこれからも絶対なくならないだろう」
と、等々と語るのに、思わず同意したオイラの批評は