四季・彩

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EF24-105mm F4L IS USM

2011年10月30日 | Camera


かなりガックリきましたが、とりあえず購入と言う事で・・・。はぁ。
因みに、製造記号は「UZ」でしたので、宇都宮工場2011年製みたいです。

まずレンズフードですが、付属のEW-83HはWebで話題になっている通り、メチャメチャ短いです!EF28-70mm F2.8Lは(EF24-70mm F2.8Lも)、広角側で前玉が繰り出して来るのでフードもズームになっているんですが、EF24-105mm F4L ISはフードの付いた前玉ごとズーミングされるので、24mm側は良いとしても105mm側は短すぎますね。APS-C機はEF70-200mm F2.8Lのフード(ET-83II)が使えるとの情報があり、早速試してみると・・・全く問題無いですね!24mm(38.4mm相当)でもけられは出ません。EOS-1Nに付けてみると、50mm位まで思いっ切りけられますが。(^^;

室内で試し撮りした範囲での話ですが、中心部はシャープでなかなか良いのですが、周辺部がちょっと残念ですね。周辺部までピシッとさせようと思うと、F11まで絞らなければなりませんから、速いシャッターを切りたい時には少々妥協せざるを得ないようです。まぁ、EF28-70mm F2.8Lでも周辺部は解放から無茶苦茶シャープと言う訳ではないので、そんなに気にしなくてもいいと思います。

気になるのが歪曲の大きさですね。50mm前後から結構ぐんにゃりと糸巻き型の歪曲が目立ちます。「Lレンズとしては少々問題では?」と思うくらいの歪曲があります。風景でも水平線を入れたり、木立を縦構図で撮る時は曲がりが気になるかもしれません。広角側はほとんど気になりませんが、無理してズームの倍率を稼いだ結果がこれかなぁと。24-85mm位でも良かったんじゃ無いですかねぇ。そうしても大して変わらなかったのかも知れませんが。
デジタル一眼ではDPPで修正出来るからどうでもいいかもね。

因みに、写真のET-83IIですが、フードの付け外しのし過ぎでストッパーが壊れてます。エポキシ接着剤を盛って何とか止まる様にしていますが、EF24-105mm F4L ISに付けるとギチギチにきつくて回らないので、植毛も少々剥げてきていますし、EF24-105mm F4L IS専用にしようかと。個人的にですが、フードは写真の向きでないと嫌なんです。赤点が真ん中に来ていれば、ずれていない事が確認出来るので。キヤノンに修理に出すと、必ず180°回して付け直されて帰って来ます。余計なお世話だっちゅーの。(笑)

後は実写がどうかですね。

○日中、近くの建物を撮ってみました。
←クリックで拡大
焦点距離73mmで撮影、画面右上部分を切り出したものです。写真上がDPPで歪曲修正前、下が歪曲修正後、ついでに色収差も修正してあります。画面左を基準にして見ると、右側が上がっているのが分かると思います。

望遠端で歪曲が出てしまうのであれば、EF70-200mm F2.8Lを使えば済む話ですが、2/3位の領域でずーっと歪曲が出続けるのはちょっと嫌かな。まぁ、気になるならDPPで修正出来ますし、そんなにうるさく言う程では無いかも知れませんが。
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