今朝の産経新聞にこんなポンコツ記事が出ていました。
新潟立ち往生の大雪は温暖化の影響? 国がスパコンで研究へ
科研費欲しさか脱炭素への援護射撃か知りませんが、そもそも本当に温暖化が進んでいたら雪を降らせる様な寒気の流入は無いだろ。海水温が上がっている事にも言及していて、私もそれは事実であると認めますが、まさか大気の温度がここ100年で上がったから海水温が上がったなんて、中学生でも疑問に思う様な暴論を繰り返す気じゃ無いよね。一体空気と海水はどれくらい熱量差があると思っているんでしょうね?おまけに二酸化炭素濃度が0.01%増えて気温が数℃上がるのであれば、二酸化炭素濃度が20%以上あった恐竜が生きていた時代の気温は?20/0.01×上昇℃してみれば?んなワケ無いだろ。
NASAの太陽活動観測によれば、
太陽の黒点数が最大で100前後を下回ると地球は寒冷化、200前後を上回ると温暖化すると言う事が読み取れると思いますが、今海水温が高いのって太陽活動が比較的活発だった時期の名残でしょ。20年くらい前までは確かに温暖化していて、夏は暑く、冬は暖かくてスキー場に雪が降らないみたいな事があって、私も「温暖化やべぇな」と思っていましたが、2010年代に入ってから寒い冬があり、大雪が降ったりして騙されていた事に気付きました。地球の歴史を調べる研究を見ても、太陽活動の影響で地球の気温が上下する事はあっても、二酸化炭素濃度の影響で地球の気温が上下した事は無いですから。もし二酸化炭素にそんな強烈な温暖化効果があったら、酸素の無い時代、光合成で二酸化炭素を利用する生物が登場する以前の地球は灼熱地獄で、とても生物が住める様な環境じゃ無いと思いますけどね。
太陽活動で地球の気温が影響を受けるという話は、太陽自体の温度が上下すると言う単純な話じゃ無いと言うところが理解の妨げになっているのかな、と言う気はします。太陽活動低下→太陽風の減少→銀河宇宙線の流入量増加→宇宙線と大気中の塵が衝突→塵が帯電する→帯電した塵が凝集する→雲の核となって雲が出来やすくなる(ヨウ化銀散布と同じ効果)→雲が増えて太陽光を反射する、と言う「風が吹けば桶屋が儲かる」的な現象なので、「二酸化炭素で温暖化する(ギヤー)」と言う単純で分かりやすい話では無いですし。太陽が地球を暖めているんですから、太陽活動が活発になったら当然海も暖まりますよね。おまけに海の温度が上がったら、溶解度低下で海から二酸化炭素が放出されますし。
結局のところ「二酸化炭素による地球温暖化」と言うのは、証明されていない仮説みたいな物で、仮説の上に税制を組み立てるとか・・・アホでしょ。おまけに炭素まで悪者にして、脱炭素とか言うに至っては馬鹿馬鹿しすぎて開いた口が塞がりません。そこまで言うのなら、得意の温暖化理論でこの寒さを説明してからにして欲しいですね。「温暖化が進むと寒くもなる」と言うのは、噴飯物の根拠の無い暴論だと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます