定額販売、やめました

定額制販売の「Imasia」(イメージア)での売り上げ増(ダウンロード数増)を前提として今日からコミッション率(平たく言うと分け前)が引き下げられる訳ですが、私のImasiaでのダウンロード数を見ると、「本当にPIXTAが言う様にダウンロード数は激増してるの？」と、疑問を抱かざるを得ません。

４月からImasiaが公開されて、移行期間として３ヶ月があった訳ですが、その３ヶ月間の月間ダウンロード数を情報公開して欲しいです。私の様なゴミクリエイターはともかく、上位100クリエイターのダウンロード数がどうなっているのか知りたいところ。もし、Imasiaのダウンロード数がPIXTAの試算よりも伸びず、上位ランカーでも実入りが減っているとしたら、クリエイターにとってはデメリットしか無い訳で。前払いの定額制で確実に利益を確保したいのは分かりますが、廉売でみんなが損をする結果にならなきゃ良いんですけどね。XLサイズがダウンロードされても、著作者に25円(！)しか入ってこないImasiaの料金設定は、デフレ期のビジネスモデルを思わせるところがあります。

「これから手を広げるから黙ってろ」「お前の写真に価値が無いんだよ」とか言われそうですが、ストックフォトの専門業者を通じて、大手のアフロやアマナイメージズ等に委託している売り上げにPIXTAでの売り上げはボロ負けですから、登録している素材以外に原因があるんじゃないですか？しかも業者に委託している写真は手持ちの中から業者が選んだ100点ちょっと、加えて大手ストックフォトの料金設定の方がかなりの高額(PIXTAでのLサイズで３万円くらいします)なのに、売り上げで負けるってのは困ったもんです。

始めた当初は「登録点数も少ないから売れなくて当たり前」と思っていましたが、同一の写真を安く出しているのに、売り上げが全く及ばないと言うのは困ったもんです。その上に薄利多売サイトが出来るわ、コミッション率を下げられるわでは踏んだり蹴ったり。せっかく審査が厳しくて堅実に商売をしてくれそうなPIXTAを選んだのに、この差は一体何なんでしょうね？

嘘じゃないと言う証拠も貼っておきます。アマナイメージズ(２ページ目)
(業者さんと「大っぴらに言わない」と言う約束もあるので、どれかが私の写真)

性急な対応はしませんでしたが、ダウンロード数も少ないのでImasiaからは撤退しました。大手サイトで売れたら実入りが数千円ある写真が、Imasiaでダウンロードされたら25円ではね・・・これではあまりにも鬼畜。薄利多売を否定はしませんが、それは他のストックフォトサイトでもやってますし、どうせなら新しいストックフォトの形態を模索すりゃぁ良いのにね。本家PIXTAの方でも、大手サイトの売り上げを上回れるくらいの努力はしてもらいたいものです。

－追記－
今になってImasiaのWeb広告を頻繁に目にする様になりましたが、それはサイトリリース直後からやるべきなんじゃぁ・・・。