いつもいろんなお喋りをしては盛り上がっている我々夫婦。今日はお互いの「記憶を辿る」をテーマに、思い出せる限りの一番幼少の頃の古い記憶について語り合いました。
そうすると、出てくる出てくる…お互いに幼稚園に入園する前の2~3歳の頃の様々な出来事の記憶が、まさに芋づる式によみがえってきます。その時の場所や風景、音、味、臭い等…記憶と共に頭の引き出しにしまわれていたもの達が、次々と鮮烈に帰ってくることに、2人して酔いしれました。
特に普段から「懐かしい物や時間」を取り返してみたくて、いろんなものをコレクションしている私にとって、「懐かしい話」をする時間は、何より有意義に感じます。
おばあちゃんの家で過ごした時間、よく食べていたお菓子、初めて見た怖い映画…、思い出話のテーマは永遠に尽きません。
今日の写真は先日の「京阪の旅」で撮影した懐かしい京津線の車輛。私が幼少の頃からほんの数年前まで、京都の街中から琵琶湖までを結んでいた懐かしい車輛で、現在はこの一輛が近江神宮前という静かな駅で保存されています。
ついこの間まで、京都の三条通りをクルマで走る時、路面区間を進んでくるこの電車の存在を気にしていたものですが、いつの間にか姿を消してしまうと、やはり懐かしい存在になってしまいました。
ちなみに私が「家族の幸せ」の次に欲しいものは、ダントツでタイムマシン。もし手に入れることが出来たら、ほとんど現代にはいないかも知れません。(笑)