朝の9時台、まずMacを起動してメールのチェックや納品、アメーバ&mixiの定期巡回をしている私の横で、掃除洗濯、庭の水まきをはじめとする一連の家事を終えた妻は、よくYouTubeを見ています。
彼女が見ているのは冨田ラボ人脈の音楽系や、よしもとを中心としたお笑い系。たまに自分のmixi日記に貼ったりもしていますが、そのラインナップは脈絡が見えない意外なものが多く、コメント数から見るに、ついてこれている友人はあまりいないみたいです。(笑)
そんな彼女が好感をいだいている女性タレントとしては、最近では小林聡美さんや上野樹里さん、木村カエラさんなんかの名前があげられますが、以前からよく口にしているのが小泉今日子さんの名前。若い頃の小泉さんではなくて、年を重ねた最近のキョンキョンに好感と親近感を感じているようです。
私自身もアイドル時代の小泉さんには全く興味がなかったけど、90年代、ピチカートファイヴの小西さんとの仕事や、インディーズ時代のスチャダラパーとの意外な交流等で、少しずつその渋い活動に注目するようになりました。なかでも1993年にリリースされた「TRAVEL ROCK」は、CTPPの信藤さんのアートデレクションによるヌードジャケットの素晴しさもあって、その印象を大きくかえられました。かまやつひろし氏の傑作として名高い「やつらの足音のバラード」をカバーしていたりと、CDの内容も通好み。このCDのリリースからすでに17年が経過していますが、小泉さんは他の同時期のアイドルの人達とは、全く違った独特のポジションを築いているのが素敵ですね。