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TOKIOに見たアルコール依存症の根

2018-05-14 22:05:06 | INFORMATION
離婚した元夫がアルコール依存症→(依存症による誘発)双極性障害でした。
数え切れないぐらい入退院の繰り返し。
私が知っているのは約10年前までの話です。

猫成分0%もなんなんで、画像はダンボール箱へ愛あふれるコゲを。



ちょうど TOKIO4人の記者会見が終わった頃、夜勤職場へ到着。
すると、帰り支度している日勤の人が侃侃諤諤。
「退院した日に飲むなんて有り得ない!」
「それで事件起こしているのがダメ過ぎる!」

〇制御不能という症状
しかしアルコール依存症は、退院後に解禁とばかりに飲酒をします。
そういう病気だから。
自分の意思では、飲酒がコントロール出来なくなる疾患なのです。



〇否認の病気
山口くんが会見で言っていたように、本人の認識や世間様へは「肝臓の機能回復」のための入院となることが多々あります。

元夫は、同じ時期に依存症で治療していた患者同士で断酒会グループを結成していましたね。
経営者・弁護士、医者も大会社の会長もいました。

要するに社会的責任のある人たちが、家族や周囲に迷惑をかけるようになり「病院へ行ってくれ」と懇願されて、来ているケースがほとんど。
学生さんなんかは、ご両親に引きずられて運び込まれるとか。

逆に云えば、単身の高齢者や専業主婦などは、自覚もなく見過ごされることがありがちなようです。

断酒会のメンバーは、約3年経って半分に減ってしまいました。
それは、自殺や事故で亡くなった方がいたから。

自傷行為は退院直後にということが顕著で、それを思えば山口くんを直ぐ「解雇通告」にしなかったのは正解なのかもしれません。



〇依存のプロセス
アルコール依存症は、進行性のある慢性病です。
一生背負っていかなければなりません。

これは不治の病。
唯一の治癒方法が「断酒」をすること。
節酒は不可能、また以前のように嗜む程度のお酒を楽しむことは生涯有り得ません。

0or100── 例えば20年間、1滴もお酒を飲まなくても、1度でも口にしてしまえば、ふりだしに戻ってしまいます。

●飲酒→
●精神依存に移行する初期→
●病的行動が見られる依存症中期→
●人生が破綻し始める依存症後期へ

医師が入院を薦める時点で中~後期、離脱(禁断)症状があります。
というのも、職場や家庭内でトラブルが起き始めて「もしや依存症では?」となるからです。

ちなみに私は、体質的に一切アルコールを受け付けません。
遺伝だと思われ、家族全員で飲酒をしません。
なので、方々に相談をしても「過剰に反応し過ぎ」「誰でも酔っ払って失敗する」とか言われるばかり。

元夫が酩酊状態の様子を、義母に目の当たりにして貰い、病院探しがスタートしました。



山口くんは、報道によると現在で4回目の療養入院とか。
たぶん依存症が離婚の原因の一つだろうし、ジャニーズ事務所やTOKIOのメンバーも深刻な状態であるとは理解していたと思います。

それでも芸能活動を間断なく行っていたのは驚き。
内実は仕事どころじゃなかったのではないでしょうか。
普通は、外へ働きかける程に被害が広がる感じだもの。

でも5人一緒に30年の歴史があったら、1人だけ抜けるなんて言い出せなかったかもしれませんね。
今回の事件がターニングポイント、そして天啓だと受け止め、治療に専念して欲しいと思います
(๑•̀ㅂ•́)و✧

【 ねこてん 公式HP 】

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