ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

猫って放し飼いしちゃダメなの?

2018-05-21 22:15:15 | 不幸な命を増やさないために
社会の規範に沿って、下記2点をクリアすれば外飼いは可能だと思いますけれども ฅ(´-ω-`)ฅ



〇去勢避妊手術

動物愛護法では「室内飼いに努めること」と定められています。
不妊手術に関して「必ず行うべき義務」とされており、もしも未手術の飼い猫を外へ出していたら、法律違反となります。
それは、不幸な命を増やす結果に繋がるからです。

未去勢避妊猫を放し飼い

飼い主のいない猫(野良猫)が増加

地域トラブル

虐待
殺処分

猫の繁殖制限措置は飼い主の責務であり、動物愛護の基本です。
逆に云えば、飼い猫に不妊手術を施さないのは、命を粗末にする行為なのです。



〇近所迷惑

★周辺の庭などで糞尿
★他猫とテリトリー争い(尿スプレー・鳴き声)
★近所で飼われている鳥・金魚を襲う
★地域の花壇・農作物などを荒らす
こちらはモラルの問題。

『室内に閉じ込めておくのは可哀想だ』
『外へ出さないとストレスになる』
『昔からの習慣』
『注意していても脱走してしまう』
『猫の本能に従い自然にしている』

猫と暮らしている方は大なり小なり、こういった思いはお持ちでしょう。
でも、多くの皆さんは「完全室内飼い」を守っています。

なぜならば、猫のためという自分の要求をゴリ押して、社会や他者に犠牲を強いるのは「人間のエゴ」だと理解しているから。

真に猫を愛している方々は、周りの不都合を無視して自己満足を通すと、結局は猫が嫌われ、「誰もが小さな命を見守る優しい社会」が遠ざかってしまうことを懸念しているのだと思います。
愛護と愛誤



~命を守るため~

出入り自由の場合は危険が増え、寿命は短くなると思います。
これは飼い主の責任です。

★迷子になり戻って来ない
★車に轢かれるなど交通事故
★ケンカなどにより怪我
★感染症に罹患
★連れ去り&虐待

私自身、放し飼いの経験があります。
現在の室内飼いとの一番の違いは、医療費&通院回数でしょうか。
猫風邪・ノミダニ駆虫・怪我etc…。

また、乳飲み子から育てた大事な愛おしい家族を、外へ出したばかりに失ってしまいました。
後悔の念より、未だ夢に見てうなされます。
モケと息子

放し飼いって.....(ΦдΦ)
人も猫にもリスクが高いですよー!

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