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私がピースワンコを許せないワケ

2018-11-15 22:25:01 | 2018 偽善団体ピースワンコ


オブラート在庫切れです、ご容赦。

実は、去勢避妊手術しない保護団体の存在とセンターから全頭引き出ししている団体の話も聞いていたのですが、コレがまさか同じ団体だとは思っていませんでした。

志村どうぶつ園を見ていなかったし。
何より私は、外暮らし猫さん一筋の個人ボランティアなので。
基本、犬の保護活動について解りません。
知り合いの犬ボランティアさんもいません。

たまに「保護犬を迎えたいのですが?」と問い合わせ頂いても、都の譲渡会をご紹介するか“ 犬みたいな猫じゃダメでしょうか?”などとお返事していたぐらい。

犬の保護ボランティアさんが、もっと声を上げて下さればと思います。
最初の報道時に「過密収容になると犬同士でリンチが起きる」と心配される意見を SNS で見ました。
コレ、私には想像できなかったこと。

現在、非公開のシェルターで生かされているだけの犬たちは、どれだけ辛い思いをしているか、教えて欲しいのです。



新潮砲第1弾から、ピースワンコへ公開質問状を行った動物愛護団体ネットワークと杉本彩さんのブログを読み、ようやく週刊誌にまで取り上げられる経緯を把握しました。

問題点は、素人と云ったらヘンですが、何の知識も覚悟もなく、ただ「かわいそう」で愛護団体を作ちゃったからだという印象でした。

常識的に、これは存続不可能です。
行政側が何がしかの勧告をするだろうと。
ピースワンコも繁殖制限するように改めるだろうと。
そして、支援者や他の保護団体が黙っていないだろうと。

まま、この時点までは対岸の火事でした。



「許せん!」と闘志に火がついたのは『クローズアップ現代』の放送から。
殺処分ゼロの裏側で★保護犬を救え

その時点で、年間 1400 頭の引き出し、1人で 50 頭の世話をする異常さ。

そして大西リーダーの言葉。
「支援が得られなくなるので、全頭引き出しは止められない」
「支援がなくなれば、犬に影響がある」
これで、血管がブチブチッと切れました。



すぐさま脳裏をよぎったのは、犬を連れたホームレス。
私はアメリカの国立公園を巡る旅をしたことがあり、ゆく先々で見かけました。

賢そうな大型犬や可愛らしい小型犬を数匹侍らせて、道行く人たちへ缶を差し出すルンペン。

一緒だった母は「ワンコのため」と10ドルを差し出していましたっけ。



あー、コレは商売なんだと...無謀な収容も、繁殖制限をしないことも、勝手に全国展開を謳うのも、スーッと合点しました。

もう実質的には、崩壊状態にあると思います。
犬同士のリンチ&繁殖された子犬の食い殺しは、最初に偽善団体と報道されてから、半年後には日常化していたのですから。
おそらく、内部告発がなければ隠し通していたはず。

それでも、不妊手術の徹底はしなかった。
それでも、引き出しは止めなかった。
それでも、施設の9割は公開しなかった。

物乞いのプロですからね。
「犬たちがかわいそう」
「自分には出来ない偉大なこと」
「殺処分ゼロは素晴らしい」
そう思ってくれる人がいる限り、犬をトコトン利用し続けるでしょう。

皆さんは、まだ「犬たちのために」「殺処分ゼロのために」って、現実を見ないふりし続けますか?

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過去には滝川クリステルとイベントも
獣医師が告発する「ピースワンコ」の偽善

■ デイリー新潮
犬“殺処分ゼロ”を掲げるNPO
保護犬に不妊・去勢手術せず 
杉本彩も「動物愛護ではない」

■ 杉本彩さんオフィシャルブログ
「週刊新潮」掲載のピースワンコ・ジャパンの記事について
日本の保護犬猫ために
ピースワンコへの公開質問状


ピースワンコから「殺処分のこと」や「保護犬の存在」を知った人たちに届けばイイなと願っています (^_ _^)
ピースワンコQ&A

内部告発されたピースワンコの欺瞞1
内部告発されたピースワンコの欺瞞2

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