市政資料館

夫が人間ドックの検診をしている間に、近隣へ散歩と買い物に出掛けました。
名古屋市市政資料館は落ち着いた佇まいでした。喫茶店で珈琲とサンドイッチをゆっくりいただきました。

傷つく。

今日のNHKラジオすっぴんは　私の好きな水道橋博士でした。
四時間の番組中に博士はパーソナリティというかわりに
「コメンテーター」ですと数回、発しました。
「小銭稼ぎのコメンテーターですよね。」とも言いました。
明らかに　先日の橋下市長の発言にまだ怒りをおさめきれずにいるのだと思いました。
人は思いもかけないくらい傷つくものなのです。
みんながみんな某市長のように強くないのです。

今日のゲストは小説家の中村文則氏でした。
大学を卒業したときに作家を志して東京に出てフリーターをしながら書いていた売れない時代
自分は一体何をしているのかと自問自答して歩いていた時、
後ろから来た自転車が鳴らしたベルに傷ついたという話がありました。
「お前なんかこの世から消えちまえ」とでも言われたようだったと・・・・。

お金のないぎりぎりの生活をしていた時、ガス、電気、水道が、滞納のため
出なくなった。
水道は、止められる時、空気の音がするという話には驚きました。
今でもはっきり覚えていると。

中村文則さんの「掏摸」という本が　アメリカで評判になり、今は二作目が
翻訳されているとか。
今日、早速本を買ってきました。