遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

映画「蜩の記」

2014-10-12 | Weblog


日本人で良かったと思える映画でした。


この美しい映画を 理解できるのは 日本人だからだと
思うから。
物語は もちろん 素晴らしかったですが、
所作が美しくて、みいってしまいました。
膝に置く手のあり方、お辞儀のしかた、
刀の扱い方、細かいところに 行き届いた
たたずまいが美しいものでした。

日本の武士の凛とした佇まい
いさぎよさ胸に残りました。

この余韻の心地よさは、古きよき時代の武士の
精神の清らかさによるのだと わかる感性が
日本人ならではと思います。

清々しい。心地よい。
また観たくなる映画です。
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名探偵ポアロ 最後の事件

2014-10-12 | Weblog
ポアロの最後の事件では、連続殺人の犯人は
一人ではないという 驚きの設定。
世をすねた邪悪な黒幕が、知らないうちに
殺人をするよう仕向けるというもの。
死期の近付いたポアロは、真相を知り、
驚きの計画を立てます。

数々の難事件を解決してきたポアロの完全犯罪です。
この男を野放しにしておくと 新しい被害者が
どんどん増えていくことを憂慮したポアロが、
ひとしばい打つのです。

ポアロが死んだあと、
ヘイスティングスのもとへ 真相を描いた手紙が
届きます。


まさかの展開でした。

正義を愛するポアロが、いかに 相手が悪人であろうと
殺人をしてしまったのは ショックでした。
やはり、永遠のヒーローで終わって欲しかった。

アガサクリスティのピリオドは、シビアだった。
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嬉しいこと

2014-10-12 | Weblog

作家の上橋菜穂子さんが、先日の「NHKラジオのすっぴん」のトークゲストでした。
パーソナリティの高橋源一郎さんは、彼女の作品をみな読んでいるときき
 まず驚きました。いつも、源一郎さんは ゲストと会う前にちゃんと読んだり
聞いたりしてから会談に臨むので、内容が深いのです。


元々好きな作家だから前から読んでいたとか。
私は、ずいぶん前に守りびとシリーズを数冊読んで胸をときめかせたものの、
とんとご無沙汰でした。

最近は、根気が無くなり、長編を手に取らなくなりました。


上橋さんの謙虚なはなしっぷりがとても素敵でした。
それでいて神がかりてきな発想力は驚きでした
まだまだ書きたいことがたくさんあるようすで嬉しくなりました。

春にアンデルセン賞を取られたときのエピソードも楽しく拝聴しました。
世界はちゃんと才能を認めているのですね。

嬉しくなりました。

数年後に、実写化されるときき それも楽しみです。
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山賊の娘ローニャ

2014-10-12 | Weblog
素晴らしいアニメが始まりました。


宮崎五郎監督の「海賊の娘ローニャ」
毎週土曜日の19時から。
端正込めて作られた芸術作品、
一場面一場面、おろそかに出来ない仕事ぶり
背景も、人物も、メーキングを見たら
目がはなせない。
そんなに細部にまでこだわって作っているの?
えー
気の遠くなる作業の積み重ねで、勿体ないような
クオリティの高い作品になっている。

ストーリーも面白いが、
まるで生きているような登場人物たち。

今夜は第一話、ローニャが生まれたときから
冒険に旅立つところまで。

赤ちゃんの表情やまわりの大人たちの愛情が
溢れて ぐいぐいひきこまれた。
そうだった、そうだった。
赤ちゃんってこんな風に可愛かったと
思い出した。
家族のお話。ローニャが、様々な冒険をして
成長する物語。

楽しみ、楽しみ

オープニングテーマ曲も素晴らしい。
手嶌葵さんの「春のさけび」

美しい声、優しくて胸が震える

とにかく、この作品にかけるエネルギーが半端じゃない。
映画を作るような手間のかけ方なのだ。

26話、必ず見ます。



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