今夜のラジオ深夜便のトークゲストは加藤登紀子さん。
「伝えたい言葉」というテーマで 語っている。
心に響くことばかり。
■50年、歌手をやって来た。
はじめは、端から見られることばかり気にして苦しかった。
結婚してから、変わった気がする。
体の中で人は繋がっているという実感を感じて曲が作れるようになった。
■時間の積み重ねが、人の心の中の土に種をまいてきたきがする。
人は、土で繋がっているのだ。
■ニーチェが好きで、学生時代によく読んでいた。記憶に残っているのは、
▲初めの一歩は自分への尊敬からという言葉
まだ 何者にもなっていない自分を人間として尊敬すること。
人間は存在するだけで良いのだ。居るだけで既にたくさんの事を果たしている。
▲ 一日 の終わりに反省してはいけない。
夜に考え事をしてはいけない。
自分や他人の悪いところばかり目について鬱になる。
夜には心安らかにくつろごう。
■夫の藤本敏夫が、いつも言っていたこと
▲人間は地球の上に土下座して謝らなければならない。
自然と共存すべきなのに地球を汚し、破壊し続けている。
▲著書の「農的幸福論」のなかで、プラスはいつかマイナスに、
マイナスはいつかプラスになるんだ。
転換する瞬間があるんだ。
かつて、なにもないと言われた田舎が,いつか宝の山になる。
▲一番大切なのは、時間と空間だ。
美しい自然の中で暮らしていると、豊かなものがたくさんの蓄積されていく。
喜びが一杯あると、一杯愛せる、
夫が、最後までぶれずに守ってくれた 有機農園を残してくれたことが、
今は素晴らしい財産に思える・・・・・・・・・・・・・・
とりとめもなくメモした事を記す。