宮部みゆきさんの「小暮写真館」
キャストが、素晴らしい。
イメージ通りで驚く。
昔何度も読み返すぐらい好きな本だ。
ドラマになって嬉しい。
それにしても、素晴らしいキャスティング。
この時期、連続ドラマが 次々完結するので寂しかったが、嬉しい。
これって デジャブ?
再放送?
なんか、きしかんがある。
先日の、”徹子の部屋”で岸ユキさんの話に感動しました。
インターネットで検索したら以下の文を発見しましたので引用します。
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山梨県韮崎での夫との農業を通した生活は幸せそのものでしたが
突然、岸さん御夫婦に不幸が訪れます。
それは、最愛の夫の病でした。
岸ユキさんの夫は
78歳で末期ガンで余命1ヶ月の宣告を受けます。
ステージ4の胃がんの末期癌だったそうです。
ユキさんの夫は放射線治療や高額な入院費のかかる
緩和ケア病棟への入院を拒み、尊厳死という形で自宅で療養を続けられ
お亡くなりになられました。
尊厳死の夫がユキさんに遺した言葉とは
典型的な亭主関白だったという岸ユキさんの夫は、
生きている間には一度も妻に愛の表現をすることはなかったといいます。
まあ、多分世の中の日本人の男性の多くはこういった表現は苦手なものです。
遺書に残した岸ユキさんの夫の愛
しかし、ユキさんの夫の残した遺言書には、
「私が残す全ての財産を妻・富巳(岸さんの本名)に残す。
兄弟や姉妹にお願いがあります。
私は、妻・富巳を心から尊敬し、愛しておりました。
ですから、妻・富巳が命ある限り、私に与えられた肉親の愛情を
妻にもお願いしたいのです。どうか仲良くお暮らしください。」と記してあったといいます。
岸さんは、山梨の韮崎での夫との農業に勤しんだ思い出を大切にしながら
現在は、千葉県君津市のアトリエで小さな菜園をしながら、
生活をされています。
病院へ行くと、義母が待っている。
「いつまで こんなことしとるだね?
こんなところに居たくない。」
「気持ちは痛いほどわかるけど、自分の口で
栄養を採れるようになるまでは、鼻のチューブは取れないよ」と看護師さんに言われる。
点滴や酸素は取れたけど、今は鼻から胃までチューブが入れられている。
ずっと異物が有るのは嫌だろうと思う。
トイレ付きの個室だから、導尿ははずしてほしいと思うけど、まだ外れない。
意識はしっかりしているから辛い。
自分でトイレで排泄できないと言うのは、苦痛だと思った。
自力で排泄できるということ、自力で食事できるということは、最高の自由なのだと改めて思う。
流動食が口から食べれるようになったら、
自力でいきるための栄養がとれるようになったら鼻のチューブが外れる。
人間の尊厳について考えさせられる。
「少しずつ良くなっているからね、頑張ろうよと言うしかない。」
看護師さんが言う。
「いつ来るかいつ来るかと待って居ますよ。
(嫁の)私の事をひたすら待っている。
良い関係作ってこられたんですね。息子さん
(夫)のことは言わないけど。」と。
私は、自分を恥じる。
毎日毎日の医者がよいや、食事を作っても
なかなか喜んでもらえなかったり、好き嫌いの多い義母に、苛立ったことを。
病院に居ると、優しい自分で居られる。
介護は全て 看護師さんがやってくれるので
ただ、見守っていればよいから。
自宅に帰ったとき、快適な環境を作れるかが心配になる。