この手の映画は観ないだろうと自分では思っていましたが
アカデミー賞にノミネートされている事とか 評判を聞いて
思いきって観てきました。
大作は苦手ですが、本作は、最後まで惹き付けられました。
宗教心に対する感性が違うので、感情移入はしずらいものの
人として、感動するストーリーでした。
フランス革命の前の悲惨な民衆の生活が描かれています。
食べるものにも事欠き生きることもままならない時代を
ミュージカル以外の描写だったら、見るに耐えない映画になると思います。
重いテーマに、押し潰されそうになりますが、見終わった後
じわじわと感動が広がるものになっていました。
人を受け入れるということ
人を愛するということ
正直であること
自分のために人を傷つけないこと
命をかけること
革命の意味
愛する喜び
愛のために命をかけること
許すということ
大きなテーマですが
いつまでも
心が揺れています