遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

ほぼ日刊イトイ新聞コラム引用

2015-02-07 | Weblog
糸井さんのコラムはいつもふんふんと納得してしまうのですが
今夜の記事は 赤瀬川さんを知らない私にも 暖かい気持ちが
伝わってきます。
こんな風に 言ってもらえる人は 幸せだなあ。

以下、引用。


・「赤瀬川原平さんを偲ぶ会」という集まりがあった。
 故人の人徳というべきか、まことに和気靄々とした、
 おだやかでほがらかなパーティだった。
 昨年の10月に亡くなってから、
 時間をおいての会だったのも、よかったのかもしれない。
 年をまたいで、しかも3月ほど経っていると、
 ほどよく湿り気がぬけて、
 からっとした笑いが響きやすい。

 この集いの案内状を受取った赤瀬川さんが、
 「これはさ、どうなんだろう、平服ってさ‥‥」
 などと困り顔の笑顔で、相談してる姿が想像できた。
 「赤瀬川さんが主役なくらいだから、
 どんなのでもいいんじゃないでしょうかね、わはは」
 と、おそらく誰かが答えるわけで、
 「そうだね。ぼくを偲ぶわけだから、そうだろうね」
 と、再び赤瀬川さんが納得する。
 そのうえで、また、心配そうに
 「帝国ホテルっていうのはさ、
 ぼくである赤瀬川原平としては、無理してないかね」
 と、またまた困り顔の笑顔で質問するのだけれど、
 「もう亡くなってるから、大丈夫なんじゃないですか」
 とね、南伸坊あたりに言われて、
 「そうかそうか、ぼくはお亡くなりになってるのか」
 と、内心の心配をそのままに苦笑している‥‥。

 というような風景を、知りあいの人たちなら、
 みんな想像できたのではないだろうか。
 なにせ、あの赤瀬川原平さんの集いなのだから、
 きっとなにもかも許されることだろうと、
 参加者は思っていたにちがいなのだ。
 
 いい会だ、いい故人だ。
 哀しみは、それなりに済ませてきて、集まってくれた。
 南伸坊の「セミフォーマル」な場面での挨拶というのは、
 ほんとうに、心がこもっていて、おもしろくて、
 ぼくのいちばん好きな「日本語の文」だ。
 「南は、こういうのがうまいんだよね。
 いや、うまいと言っちゃいけないんだろうけど‥‥」
 と、赤瀬川さんが、きっと言ってたと思う。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
死んでから、まだまだ生き続けるのは、よく生きた人だな。





糸井さんありがとう。
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グルメリポート

2015-02-06 | Weblog



愛知県稲沢市、稲沢図書館の東側に 「かぐら」という喫茶店あるのですが、
ここのサンドイッチが絶品です。スイーツも色々あって、嬉しいお店です。
ご飯のメニューも充実しています。
稲沢にお越しのせつは是非お立ち寄りください。
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大貫妙子さん

2015-02-06 | Weblog
一週間前、ラジオ深夜便のゲストが、大貫妙子さんだった。
もう30年も前に、大貫妙子さんの歌を毎日聴いていたのを 
懐かしく思い出した。変わらない歌声。懐かしくて涙が出る。
部屋の片隅にある大量のテープは、今でも聞けるのかしら?


人生は長いね。
思いでのなかでは生きられない。
どんなに素晴らしい時間も時の流れと共に、色褪せていく。


人は色んなことに夢中になって、
思い出を溜め込んで、
いつか忘れるしかないんだ。


かくれんぼしている。
永遠に。
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今、伝えたい言葉

2015-02-06 | Weblog
今夜のラジオ深夜便のトークゲストは加藤登紀子さん。

「伝えたい言葉」というテーマで 語っている。

心に響くことばかり。

■50年、歌手をやって来た。
はじめは、端から見られることばかり気にして苦しかった。
結婚してから、変わった気がする。
体の中で人は繋がっているという実感を感じて曲が作れるようになった。

■時間の積み重ねが、人の心の中の土に種をまいてきたきがする。
人は、土で繋がっているのだ。

■ニーチェが好きで、学生時代によく読んでいた。記憶に残っているのは、
▲初めの一歩は自分への尊敬からという言葉
まだ 何者にもなっていない自分を人間として尊敬すること。
人間は存在するだけで良いのだ。居るだけで既にたくさんの事を果たしている。
▲ 一日 の終わりに反省してはいけない。
夜に考え事をしてはいけない。
自分や他人の悪いところばかり目について鬱になる。
夜には心安らかにくつろごう。


■夫の藤本敏夫が、いつも言っていたこと

▲人間は地球の上に土下座して謝らなければならない。
自然と共存すべきなのに地球を汚し、破壊し続けている。

▲著書の「農的幸福論」のなかで、プラスはいつかマイナスに、
   マイナスはいつかプラスになるんだ。
転換する瞬間があるんだ。
かつて、なにもないと言われた田舎が,いつか宝の山になる。

  ▲一番大切なのは、時間と空間だ。
   美しい自然の中で暮らしていると、豊かなものがたくさんの蓄積されていく。
   喜びが一杯あると、一杯愛せる、


夫が、最後までぶれずに守ってくれた 有機農園を残してくれたことが、
今は素晴らしい財産に思える・・・・・・・・・・・・・・





とりとめもなくメモした事を記す。
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