Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

フォックスフェイスに惹かれて

2017-10-29 | 
私がフォックスフェイスに初めて出会ったのは今年の1月でした。
千葉県船橋市にあるアンデルセン公園で見つけました。
黄色く色づいてツヤツヤした光沢のあるユニークな形にとても興味を持ちました。

アンデルセン公園(2017/1撮影)


それから9か月後、柏の葉公園で再会を果たしたのです。
ギャラリーにフォックスフェイスがいくつも展示してあり、写真を撮ってきました。
ナスの仲間ですが果実には有毒成分が含まれているため、食用にはなりません。

柏の葉公園(2017/10撮影)


実は黄色で狐の顔に似ていることから、名前が付けられたようです。
また、角茄子(つのなす)、狐茄子(きつねなす)、カナリア茄子(なす)とも呼ばれます。
世界に目を向けると、果実についている突起から、乳茄(中国名)やnipple fruit(英名)などの呼び名があります。

柏の葉公園(2017/10撮影)


原産地はブラジルですが、日本には1935年にジャワの植物園から導入されたのが最初とされます。
ユニークな果実を実らせることから、生け花の花材として利用される他、ハロウィンなどのオーナメントとして広く利用されます。

柏の葉公園(2017/10撮影)


フォックスフェイスの花期は7月~9月で、花はナスに似た星形の5弁花で、花弁は紫色です。
果実の観賞期間は長く、霜が降りる頃までそのユニークな形を楽しむことが出来ます。

フォックスフェイスの花(図鑑よりお借りしました)