子どもや地域はそっちのけ、区が新たな統廃合計画を発表

2013年01月21日 22時37分39秒 | 日記

江北・鹿浜・入谷エリアが対象

千寿第五小の統廃合では、町会ぐるみ、保護者ぐるみの反対の声も無視し、区教委が自ら決めたルールまで破って統廃合をゴリ押ししてきました。その千寿第五小・五反野小の統合新校の建設も始まらないうちに、新たに「江北・鹿浜・入谷エリアの8校を統廃合する計画」を発表しました。

23日に開かれる文教委員会の報告資料が議員全員に配られ明らかになったものです。新たな統廃合対象校は次のとおりです。

・江北小学校と高野小学校

・江北中学校と上沼田中学校

・鹿浜小学校と上沼田小学校

・第八中学校と鹿浜中学校

H25~31年までで統廃合を完了させる計画

鹿浜西小と北鹿浜小、舎人第一小と足立入谷小、入谷中と入谷南中の6校については引き続き統廃合を検討

 

先見性のない目先だけの統廃合ゴリ押し

足立では子どもの数も増加
【新田地域】
 新田小と新田中2校を一校に統合し、小中一貫校を建設。その結果、人口の急増に耐えられず「教室が不足」と、新たに50億円もかけて、「第二校舎」の用地購入と建設。この金額は学校を2校建設する経費とほぼ同額です。

【千住地域】
 区内で最初に統廃合を行い、千住地域の学校は次々と廃校になりました。現在千住橋戸町(旧リーガル・ニッピ工場跡)の開発により、千寿小学校の教室不足が予測され、まだまだ耐用年数がある校舎を前倒しして取り壊し、改築していく計画を発表。
 

 地方では子どもの数が減った学校(2学年で1クラス以下など)については取りあえず「休校」扱いとしても、廃校にはしない所が多くあります。
 これは、「学校」の存在が地域のコミュニティの核でもあり、安易につぶさないという考えに基づくものです。
 

 子どもの数も増え人口も増え続けている足立区で、目先の経費節減に走り統廃合に走ることが、逆に税金のムダ遣いになる事態に。統廃合のゴリ押しはやめるべきです。

新たな統廃合方針について 23日1時半~
文教委員会で審議 傍聴して生の議論を見て下さい!