今日は生活相談日でしたが、暑かったせいか相談者は少なかったです。
しかし、驚きの相談がありました。
「年金定期便の中に、払った覚えのない国民年金が4カ月間払ったことになっていた」と。
おかしい!と思って問い合せても、「誰かが払ったんでしょ」と取り合ってくれない。
何かの間違いでほかの人の分がついていたら(同姓同名とか、コンピューターのミスとか)と思うと納得ができないとのことでした。
一方、母親の年金も来月から増えるということになっているが全く信用できない、このままの低い年金では生活できない、どうすればいいのかと。
一緒に相談にのってもらった年金者組合の『芝宮アドバイザー』に見てもらったら、母親の年金は増えることは間違いないことが判明しました。
しかし本人は年金に対して不信感マックスで信用できないと言っていたので、もし増えてなかったらまた相談に来るように言いました。
そして本人の払っていない年金については、とりあえずまだ本人も若いので、送られてくる定期便をしっかりチェックしてとっておくようにと話しました。
本人は白黒はっきりさせたいと思っているようですが、あとは裁判するしかないようで、そんな時間もお金も無いと諦め半分でした。
芝宮年金アドバイザーも「こんなケースは初めて」と言っていました。「消えた年金を探し出すという相談は山ほどありますが、払ってないのに払ったことになっているのは初めて聞いた」と言っていました。
こんなことってあるんですね。でも今の若者は高すぎる国民年金が払えなくて苦しんでいるのが実態。
相談に来た彼だって年金だけでは暮らしていけない母親と同居していて、先々の生活に不安を抱えています。
最低保障年金の制度が一刻も早く求められます!