通級学級の願いとどけ!

2015年11月25日 19時26分01秒 | 日記

《9月28日に日本共産党が質問した通級学級のことについてお知らせいたします》
 質問区は小学校の通級による情緒障がい等児童の特別な支援について、都の方針にもとづき来年度から3年で全校に特別支援教室を開設し、教員の巡回指導を行うとしていますが、実際には対象児童に対して教員の数が減ることが懸念されます。
 通級学級を残し選べるように
 特別支援教室の開設は対象児童の支援を受ける機会を増やしたり、遠距離の学校に行く制約を解消する効果はあるが、「通級だから行けた」「通級だから安心して学べた」「自信がついた」など、通級学級を存続し「今までどおり通級学級に通わせてほしい」という要望が強くあります。

都の方針だからと強硬に特別支援教室を理由に通級学級を全廃することなく、通級学級を残すべきと思うがどうか。

また、通級での支援か支援教室での支援かは選択できるようにするべきだがどうか。
  小集団指導など、これまで通級指導学級で効果を上げてきた指導方法や教室環境、教材や経験のある教員との複数での指導体制がとれるよう、ブロックごとに必ず拠点校をつくり、全体の特別支援の教育内容の維持・充実を図るべきだがどうか。
 特別支援教室に巡回指導を行いながら拠点校での通級学級でも指導が行えるよう、教員免許を有する指導員を配置すべきだがどうか。
 都は条件整備として1校につき物品購入で30万円、簡易工事で70万円を上限とする補助事業を行うとしているが足りない。都に補助上限の上乗せを求めること。また、増額されない間、区として予算措置を取り十分な条件整備が行えるようにすべきだがどうか。

以上答弁を求めます。
 答弁(要旨)足立区では28年度から3年をかけて情緒障がい等の指導については通級から特別支援教室へ移行し30年4月には通級は廃止となる。
 ブロックごとに拠点校を原則設置することについては、職員用に十分なスペースがない学校等もあり、現在、拠点校設置に代わる仕組みも検討している。