事務所に「中1夏季勉強合宿」についての手紙が届きました。
中1の保護者からで、この夏休みに行われた「中1夏季勉強合宿」についてでした。
『希望を出したのに、参加できなかった生徒がいること。
なぜ不合格なのかわからないまま。学校に言っても駄目だと言われた。
一方はお金を出して塾へ行かせ、一方はただで勉強を教えてもらえるなんておかしい。
全員参加できないならば、やめるべきです。不公平です。』というような内容でした。
区から実施要項をもらい、説明を受けたので目的などを以下に転記します。
参考にしてください。
またわからない点やもっと詳しく聞きたい方は西の原事務所までどうぞ3879-3628
中1夏季勉強合宿 実施要項 (抜粋)
1 目的
(1)中学1年生を対象に算数・数学のつまずきを解消し、基礎学力の定着を図る。
(2)他校の生徒や教員と寝食を共にすることで、相互理解・友情・協力や信頼を深める。
(3)生徒の指導を通して、小・中教員の連携や若手教員の研さんの機会とし、教員の資質向上の場とする。
(4)勉強合宿終了後は、各中学校で参加生徒に対し、引き続き補習や補充学習を実施するものとする。
2 日程 第1班 平成27年8月15日から8月19日の4泊5日
第2班 平成27年8月19日から8月23日の4泊5日
3 場所 鋸南自然の家
4 参加生徒
中学1年生 各校5名程度
*「小学校算数の基礎的な学習内容の定着が不十分で中学校の数学の学習に支障をきたす」と考えられる生徒
日常生活において目立った問題行動がなく、本合宿の趣旨を理解して参加できる生徒
1)参加生徒の選出については、学校長が責任を持って行うこと。
2)参加させるだけでなく、帰校後も学校が引き続き丁寧な事後指導を継続すること。
3)参加対象生徒の決定について、長期にわたる宿泊を伴う事業であることを踏まえ、身体上・生活指導上に課題のある生徒は除外すること。その際、保護者には丁寧に説明し、十分な理解を図ること。
4)参加生徒に、健康上の配慮事項がある場合は、宿泊先での処置の仕方まで情報提供をすること、なお常備薬等の管理、服用は本人自身の責任とする。
5)参加生徒に病気等の事故が発生した場合は、保護者が速やかに迎えに来ることを前提にする。
6)参加生徒の学力レベルは、小学校算数の「基礎的な学習内容」が理解できておらず、そのままでは中学校の数学の学習に大きな遅れが予想される生徒とし、マンツーマンの個別指導で成果が見込めること。
7)生徒の選出にあたっては以下のものを参考とする。
①小学校のポートフォリオや個人カルテの活用(小学校段階での学力定着度状況)
②入学前の小学校担任からの聞き取り、小学校訪問、電話による情報収集。
③新入生テスト
④4月16日実施の「足立区学習定着度審査」の自校採点による生徒の学力定着把握
⑤6月中旬ごろ実施の前期中間考査の結果
⑥授業中の単元小テスト