今日の午後、「放射能汚染から子どもの健康を守る会」から、区長に対しての陳情書の申し入れを行いました。
「要望項目」は以下の5点です。
①区民が安心してくらすことができるようにしてください。
そのためにこれまでの除染基準を見直して、地表5㎝で0.25マイクロシーベルトを超える地点は除染するようにしてください。
特に、通学路や区道の植え込みなど放射能汚染値の高いところは土壌を入れ替えるようにしてください。
②放射線量を測定したいという区民は少なくありません。足立区は測定器を準備し一般区民への貸し出しをしてください。
③区民から放射線量を測定したいとか、測定したら放射線量が高かったので除染してほしいという要望があった場合、私有地でも測定や除染に積極的にとりくんでください。
④ホットスポットからの放射線物質の呼吸を通しての内部被ばくを心配していますが、食べ物からの内部被ばくはより一層影響が大きいといわれています。
しかし、当区の学校や保育園などで給食への放射能チェックがどのようにされているのかわかりません。食材購入から食材検査までの検査の流れが具体的にわかるような手順を書面で教えてください。
また、食材検査において不検出であったとの抽象的な表現でなく、ベクレル値で示してください。
⑤区は、区民の命と健康を守る自治体として、甲状腺エコー検査等を希望するこどもたちに検査費用の助成をしてください。
⑥東京都が、都立高校、都立支援学校、都営住宅、都立公園などで放射線量を測定し、ホームページで明らかにするよう、東京都に強く要望してください。
⑦区は、区や私たち市民団体が放射能汚染問題で取り組んでいる内容について、少なくとも年2回話し合う場を設定してください。