小規模工事契約希望者登録制度
12月6日の総務委員会に「小規模工事契約希望者登録制度の見直し」について報告がありました。
随時募集へ転換
区役所が発注する130万円以下の 小破修繕は、入札によらず担当 課(主管課)が工事業者に発注(随意契約)しています。
年間で1300件前後の契 約があります。多いのは学校 と保育園です。
小規模工事契約希望者登録 制度は、区内の小規模な業者が この工事を受注する機会を拡大し地域経済の活性化に寄与する事を目的に作られました。
しかし制度発足から10年を経過しても平成26年度は8件、27年度は20件と全体の1%前後しか回っておらず目的を達成するに至っていません。
「必ず見積もりを依頼」するように
日本共産党は繰り返し制度の活用を求めるとともに、制度の改善を提案してきました。
今回の報告で大きく改善が行われ、まず募集期間を現在の年1回、11月下旬から1カ月だけの「定期募集」に加え、随時募集を導入することになりました。
これは非常に大きな前進です。年末の忙しいときにわずか1カ月だけ受け付けるというので小規模事業者は大変でした。また、せっかく登録を受け付けても有効期間は1年だけ。これが今回3年間に広がることになりました。
得意分野を記載できる
また、専門性の高い工事以外は必ず「小規模工事登録業者に見積もりを依頼」するよう主管課へ通知することになりました。
これまでも主管課への通知は行われていましたが「必ず」とはなっていませんでしたので変化です。
総務委員会では通知するだけでなく趣旨を徹底する工夫を行うとの表明もありました。
当面28年度登録者の期間 を延長し、5月に新規募集
さらに、登録者に見積もり依頼をしやすいよう、申請書にこれまでの実績や得意業務、自己PRを書き込める欄を作ることになりました。これらの改善によってこの制度は大きく前進し発注が拡大し、仕事が増えて地域経済の活性化につながると思います。
当面、28年度登録者の有効期間を延長し、29年度の登録者の定期募集は5月ごろ行いそれ以降は随時募集となります。
喜びをもって報告いたします。
今朝は北千住駅で大島都議と一緒にご挨拶。
お菓子の差し入れ頂きました!