首相は新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県に対し、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を発出し、会見を行いました。期間は8日から2月7日までの1カ月間です。
この会見を見ていて、本当に怒りがわいてきました。
首相の無為無策が今日の状況をつくったにもかかわらず、国民に対してのお詫びは全くありませんでした。
また、病院や老人施設、エッセンシャルワーカーに対しての「社会的検査」についてはやろうという事は決して言っていません。
また持続化給付金の延長や、国民への一律給付金などについての言及もありませんでした。
そしてオリンピックは行うと言いました。全く菅首相の頭の中はオリンピックのことしかないのか!
聞いていて、本当に腹が立ってきました。
この間、訪問を行う中でたくさんの声を聞きました。
「息子がPCR検査で陽性になって隔離を言われたが、ホテルがいっぱいで空いておらず自宅待機に。しかし自宅は狭くて家族の安全が守れないと自家用車の中で過ごし、3日たってやっとホテルが空いたと連絡がきたが、この3日間は本当に辛かったと言っていた。」
「クリーニング店はリモートワークが増える中でワイシャツなどの洗濯がぐっと減ってきているのに、協力金などの支援は全くない。」
「夫は高齢で既往症もあり外出、デイサービスなども控えているが、このままだと足が弱って歩けなくなってしまうのではと心配で仕方がない。いつまでこのような状況が続くのかと不安でいっぱいだ。」
などなどです。
首相はこういう国民の声をしっかり聞こうとしているのでしょうか?会見からは国民の苦難に寄り添う思いは少しも伝わってきませんでした。
国民の命も「自己責任」「自助」だというのでしょうか?
本当に悲しくなります。
やはり来るべき総選挙で菅自民党政権を変えなくてはなりません。
新自由主義の破綻した社会を変えてケアに手厚い社会をつくらなくてはなりません。
ご一緒に野党連合政権を誕生させる選挙にしていきましょう!
私もこれからもみなさんの不安な思い、お困りごとに応えられるようがんばります。
どうぞお気軽にご相談ください。