学校給食室のエアコン23区で最低の整備率!!本会議質問で実態をつきつけ来年から設置へ

2020年07月21日 19時12分37秒 | 日記

学校給食室のエアコン設置は子どもの安全に関わる大きな問題です。

日本共産党はこれまで繰り返し求めてきましたが、区は「建物の構造上設置は困難」「給食室は火も使っており、設置をしても冷えない」と拒否してきたため、議会事務局を通じ23区の実態調査を行いました。

その結果、足立区だけが「できない」と怠って来たことが明らかになりました。

この調査と事実をつきつけた代表質問で事態が変化し、実現へと大きく道を開きました。

その後、文教委員会では、来年度から設置する見通しが明らかになりました。

代表質問より
【質問】学校はコロナ禍の休校対策で夏休みを3分の1に短縮し、炎暑も学校給食を提供することになりました。

区は学校給食室のエアコン設置を後景に追いやってきました。

しかし火を使う給食室は、夏は50度近くになり、調理師が倒れた学校もありました。
 

区が導入したスポットクーラーは役に立たず、食中毒や従事者の熱中症対策として、直ちにエアコン設置に取り組むべきです。
 

区はこの間「莫大な冷房能力が必要で給食室は変電設備の増強も必要だから導入は困難」などと、エアコン設置を拒否し続けてきた間に、他区はどんどん設置を行い、23区のうち15区は全給食室にエアコン設置もしくは設置予定で、残りの他区のエアコン設置率は、小学校45%、中学校47%なのに足立区は、小学校で1.4%、中学校でも 5.7%と、ついにエアコン設置割合も数も23区最低になりました。

今でも導入は困難と思っているのか。

リースも含めただちに対応すべきではないか。

【教育委員会答弁】給食調理室のエアコン設置につきましては、調理員の熱中症対策として重要な課題であると認識しております。
 今年度は各学校の給食調理室の状況を調査し、機器の設置に伴う様々な技術的課題に対する解決策を整理しながら、リース方式も含めエアコン設置に向けた検討を進めてまいります。

深刻な調理室の実態(調理師さんより)

●学校規模が小さいので、4人で調理しています。夏場は室内が43度になり、暑くて倒れそうです。

スポットクーラーは調理室の大きさに合わず、室内は暑いままです。

さらに機械の下に溜まる水を捨てるだけなので、かえってやることが増えている感覚です。

建物の構造上、風通しが悪く、換気扇を回しても気温が下がりません。

「誰か一人でも倒れたら仕事が回らなくなる」といつも心配し、スポーツドリンクで水分をとりながらなんとかやっています。

以前勤めた江東区の学校調理室にはクーラーがありました。ぜひクーラーを設置していただきたいです。          

(区内中学校調理師)

●50度近くになります。扇風機が回っていても熱風が来ます。

他の学校では調理師が倒れたこともあるそうです。

先週お手伝いで入った調理師が、『苦しくて…』と後ろを向きながらマスクを外しているのを見ました。

本当にいつか倒れてしまうのではと心配です。   

(区内小学校調理師)


学校給食費一部無償化

2020年07月20日 21時51分05秒 | 日記

来年から

学校給食費一部無償化

第2子は半額、3子は無料に

日本共産党は「学校給食は教育の一貫」として、5年間で3回の条例提案を行い、

自民・公明などに反対されてもあきらめずに負担軽減を求めてきました。

今議会で初めて「給食費負担軽減」のシステム開発予算が示され、全員の賛成で成立。

いよいよ来年度から学校給食費の多子世帯の第2子半額、第3子全額免除が実現します。

 


避難所の3密対策と段ボールベッドの導入

2020年07月19日 22時36分32秒 | 日記

ただちに

コロナ禍での災害対策を提案しました。

以前から求めてきた段ボールベッドは飛沫感染防止策としても有効であり、初めて計画的な導入が決まりました。

また、足立区の場合、避難所一人当たりの面積が1.65㎡でしたが少なくとも国際基準である4㎡が必要だと求め続けてきました。

今回「スフィア基準という国際基準で避難所を見直す」と避難所3密対策が進みました。
 

現在新しい避難所マニュアルを作成中で、その後直ちに避難所運営会議などに反映することになります。


日本共産党の議会質問で実現・前進

2020年07月18日 20時35分12秒 | 日記

ただちに 介護事業者への支援実現!

介護事業者の奮闘に敬意を表し支援拡充を訴え
 区議団は区内全て(約1000)の介護事業者にアンケートを実施。

「介護従事者は不十分な防護体制の中、

『自分が感染しないか、利用者を感染させてしまわないか』との不安やリスクを抱えながら、

高齢者のために欠くことのできない事業として、

一人一人の利用者宅を訪問し、必死でケアを行ってきました。

利用者の中に感染者がいて、濃厚接触となり半数の職員が自宅待機となった事業所は、

それでも残りの職員で『私たちが訪問しなければ要介護高齢者のいのちを繋げない』

との思いで対応してきたと聞きました。

介護従事者の奮闘に心から敬意を表するとともに、

支援を広げるべき」とアンケートの声を本会議質問で届け対応を迫りました。
 

区は「早急に支援策について検討」と答弁。

7/10日の最終本会議で、介護事業所支援と従事者への危険手当などの予算を提案。

全員賛成で成立し、ただちに実施されることになりました。