emailを書く、emailから学ぶ<2>
前回はemailの冒頭部分、日本語の口頭表現だと「こんにちは」、文語だと「拝啓」みたいな挨拶の部分について話をしました。また、その言葉に気候の説明などをつけて相手にこちらの状況を伝え、親近感を高める書き方についても少し書きましたね。でも、前回のブログの最初の方に書いた、「お元気ですか」、あるいは、「お変わりはありませんか」等の相手を気遣う文言についてはまだ触れていませんでしたよね。To refresh your memory, the following are the ones I listed in the previous blog as the expressions that should do the job in daily conversation.(思い出してもらうために、以下にこの前僕が日常会話でその役割をする言い回しとして書いたものを再度記しますね。)
How are you?
How are you doing?
How’s it going?
How are things?
How are things going?
How have you been?
How do you feel?
How’s life treating you?
今回は、これらの気持ちをemailで書く時にはどんな言い方があるのかについて話をしたいと思います。実は、まさにこの点について、charokoさんから質問をいただきました。ありがとうございました! Appreciate your reading and your question. charoko. Thanks! さて、質問は以下の通りです。
「例えば相手の住んでいる地域が、台風の被害を受けているということをニュースなどで知っていたときは、漠然と「お元気ですか」と聞くよりも「台風の影響は大丈夫でしたか。」などと聞きたいですよね。英語にすると"Were you affected by the typhoon? I hope not. " といった感じでいいのでしょうか。」
というものです。まずは単刀直入に言うと(Coming right to the point,)、そんな感じでいいと思います。ただ…相手を気遣う文章なので、疑問文から入って、その後に「大丈夫ならいいんだけど」と言うよりは、最初から心配している、大丈夫だったらいいけど、という気持ちを出す文章の方がいいかもしれませんね。また、細かいことですが、過去形より、現在完了形を使う方がいいですね。すると、例えばこんな風になるかな。
I heard that your area has been hit by a typhoon. I hope you have not been affected by it.
さて、「お元気ですか」にあたる英語をemailで書くどうなるか。僕に来た幾つかのメールの始めの部分を見てみましょう。
1) I hope this finds you well and not suffering too much under the Japanese summer heat!
2) Good evening and hope that this message finds you well and having had a pleasant evening.
3) It is a beautiful, but rather warm and humid morning here in AZ. I hope you are doing well.
4) Greetings again from Dunedin - great to hear from you and I trust you had a good break and enjoyed the excitement and tension of the Olympics as much as I did!
5) I hope you are well. I was worried that you had flooding so am happy to hear you have not yet had rain.
どうですか。How are you? How are you doing?といった言い回しはありませんよね。どうしてか、わかります?だって、相手は目の前にいるわけでもなく、電話でもないわけですから、そんな質問したってその質問に答える人がいないので、ただの言いっぱなしになってしまうからです。なので、相手の様子を伺うような言い方ではなく、日本語で言うと、「お元気なことと思います」「お元気でおられれば幸いです」といった表現でおさめることになるわけです。「~であればと思います」「「~であれば幸いです」に当たる表現が…そう、I hope (that)になりますね。その一番わかりやすい言い方が、以下ですね。
I hope you are doing well.
I hope you are well.
そして、もうちょっと英文らしい言い方が以下です。
I hope this (email/message) finds you well.
Hope that this message finds you well.
このタイプの表現(this message/email finds you well)は日本語的発想からは出てきませんので、僕としては結構気に入って使っています。皆さんも是非使ってみてください。直訳すると、「このメール、あるいはメッセージが、あなたを元気でいると見つける、知る」…なんか日本語にするとおかしいですが、でも、なんとなくわかりますよね、その感じは。まあ、「このメールを見たあなたが元気でおられること」くらいの意味と理解して、I hope(そうであれば思います、望んでいます)とともに使えばいいわけです。以下に、僕が今日であれば書くであろう文の一例を記します。例えば相手がPatとすると、
Dear Pat,
Greetings from a rainy Miyazaki a major typhoon is approaching steadily from the south. I hope this message finds you well having a wonderful evening in North California.
とまあ、こんな感じかな。挨拶の部分、こちらの状況、相手を気遣う一言、と、基本さえ押さえていれば、あとは自分で言いたいことを言えばいいです。文法的なことは気にしないで相手にこちらの状況を伝えるようにしましょう。そうすればフレンドリーなメールになって、相手からも同じようなメールが来ますよ。これで結構いいコミュニケーションが取れるので、仕事のメールでも仕事だけにならないパーソナルな人間関係が築けます。僕の経験からの言葉です。今回は前回に引き続きメールの書き出し部分でした。次回は~…お楽しみに。See you guys! naoki
前回はemailの冒頭部分、日本語の口頭表現だと「こんにちは」、文語だと「拝啓」みたいな挨拶の部分について話をしました。また、その言葉に気候の説明などをつけて相手にこちらの状況を伝え、親近感を高める書き方についても少し書きましたね。でも、前回のブログの最初の方に書いた、「お元気ですか」、あるいは、「お変わりはありませんか」等の相手を気遣う文言についてはまだ触れていませんでしたよね。To refresh your memory, the following are the ones I listed in the previous blog as the expressions that should do the job in daily conversation.(思い出してもらうために、以下にこの前僕が日常会話でその役割をする言い回しとして書いたものを再度記しますね。)
How are you?
How are you doing?
How’s it going?
How are things?
How are things going?
How have you been?
How do you feel?
How’s life treating you?
今回は、これらの気持ちをemailで書く時にはどんな言い方があるのかについて話をしたいと思います。実は、まさにこの点について、charokoさんから質問をいただきました。ありがとうございました! Appreciate your reading and your question. charoko. Thanks! さて、質問は以下の通りです。
「例えば相手の住んでいる地域が、台風の被害を受けているということをニュースなどで知っていたときは、漠然と「お元気ですか」と聞くよりも「台風の影響は大丈夫でしたか。」などと聞きたいですよね。英語にすると"Were you affected by the typhoon? I hope not. " といった感じでいいのでしょうか。」
というものです。まずは単刀直入に言うと(Coming right to the point,)、そんな感じでいいと思います。ただ…相手を気遣う文章なので、疑問文から入って、その後に「大丈夫ならいいんだけど」と言うよりは、最初から心配している、大丈夫だったらいいけど、という気持ちを出す文章の方がいいかもしれませんね。また、細かいことですが、過去形より、現在完了形を使う方がいいですね。すると、例えばこんな風になるかな。
I heard that your area has been hit by a typhoon. I hope you have not been affected by it.
さて、「お元気ですか」にあたる英語をemailで書くどうなるか。僕に来た幾つかのメールの始めの部分を見てみましょう。
1) I hope this finds you well and not suffering too much under the Japanese summer heat!
2) Good evening and hope that this message finds you well and having had a pleasant evening.
3) It is a beautiful, but rather warm and humid morning here in AZ. I hope you are doing well.
4) Greetings again from Dunedin - great to hear from you and I trust you had a good break and enjoyed the excitement and tension of the Olympics as much as I did!
5) I hope you are well. I was worried that you had flooding so am happy to hear you have not yet had rain.
どうですか。How are you? How are you doing?といった言い回しはありませんよね。どうしてか、わかります?だって、相手は目の前にいるわけでもなく、電話でもないわけですから、そんな質問したってその質問に答える人がいないので、ただの言いっぱなしになってしまうからです。なので、相手の様子を伺うような言い方ではなく、日本語で言うと、「お元気なことと思います」「お元気でおられれば幸いです」といった表現でおさめることになるわけです。「~であればと思います」「「~であれば幸いです」に当たる表現が…そう、I hope (that)になりますね。その一番わかりやすい言い方が、以下ですね。
I hope you are doing well.
I hope you are well.
そして、もうちょっと英文らしい言い方が以下です。
I hope this (email/message) finds you well.
Hope that this message finds you well.
このタイプの表現(this message/email finds you well)は日本語的発想からは出てきませんので、僕としては結構気に入って使っています。皆さんも是非使ってみてください。直訳すると、「このメール、あるいはメッセージが、あなたを元気でいると見つける、知る」…なんか日本語にするとおかしいですが、でも、なんとなくわかりますよね、その感じは。まあ、「このメールを見たあなたが元気でおられること」くらいの意味と理解して、I hope(そうであれば思います、望んでいます)とともに使えばいいわけです。以下に、僕が今日であれば書くであろう文の一例を記します。例えば相手がPatとすると、
Dear Pat,
Greetings from a rainy Miyazaki a major typhoon is approaching steadily from the south. I hope this message finds you well having a wonderful evening in North California.
とまあ、こんな感じかな。挨拶の部分、こちらの状況、相手を気遣う一言、と、基本さえ押さえていれば、あとは自分で言いたいことを言えばいいです。文法的なことは気にしないで相手にこちらの状況を伝えるようにしましょう。そうすればフレンドリーなメールになって、相手からも同じようなメールが来ますよ。これで結構いいコミュニケーションが取れるので、仕事のメールでも仕事だけにならないパーソナルな人間関係が築けます。僕の経験からの言葉です。今回は前回に引き続きメールの書き出し部分でした。次回は~…お楽しみに。See you guys! naoki