「consume(コンシューム)は「消費する」…だから…その名詞形なので、consumption(コンサンプション)=消費!ですよね?」
はい、私もconsumption(コンサンプション)という言葉を聴けば、すぐに「消費」の“イメージ”と「消費」という言葉が頭によぎります。当然ですよね。だって私たちは、consumption(コンサンプション)=消費、というような方程式でconsumption(コンサンプション)という単語を覚えてきたわけですからね。ですから、以下のような文章を見たり、聴いたりすると、「え〜なんだ〜…どういう意味?」となります。皆さんはどうですかね〜?その文章をどうぞ!
President Biden’s speech was for domestic consumption.
*domestic(ドメスティック)=家庭の、家庭向きの、国内の、自国の、等々
「ということは〜domestic consumptionなので、国内消費!」当たり〜!と言いたいのですが、この場合はおかしいですよね。だって、バイデン大統領のスピーチは国内消費のためです…?ふむ…この文章が間違いのない文章だと考えると、この「国内消費」っていう意味はおかしいですよね〜。では、皆さん、どんな意味を当てるのが適切でしょうか?
(考え中)
(考え中)
(考え中)
(…………………)
はい、その通りです!答えは以下ですよね。
President Biden’s speech was for domestic consumption.
(バイデン大統領スピーチは国内向けのものだった。)
単語が持つ基本の概念から考えるとわかりますよね。consume は「消費する」という意味で覚えたとしても、そのイメージは、「誰かが何かを身体(体内)にいれて消化していく」なので、その消化するものが「物」という物理的なものでも、「考え」という抽象的なものであってもいいということです。ですから、(今回の)バイデン大統領のスピーチは、(アメリカ国民に聴かせて理解してもらう(受け入れてもらう=消費してもらう)ための国内向けのものだった、という意味になるわけです。
今回の思いがけない英単語は、消費する=consume→consumption(消費)でした。しっかり理解していたと思っていた単語、思いがけない使い方があるものですね。いや、私たちノンネイティブにとっては思いがけないものであるだけで、ネイティブにとっては全く「思いがけない」わけではないですよね。単語を覚えるときは、その概念、語感をしっかり理解して、決してその単語の1つの意味に縛られないことが大切というわけです。皆さん、単語を覚える時は、その意味を一対一で覚えないように心がけましょう!
ではまた、次の「思いがけない単語」に出会うことを楽しみにしていてくださいね。See you soon, guys. Have a good one! Nao
はい、私もconsumption(コンサンプション)という言葉を聴けば、すぐに「消費」の“イメージ”と「消費」という言葉が頭によぎります。当然ですよね。だって私たちは、consumption(コンサンプション)=消費、というような方程式でconsumption(コンサンプション)という単語を覚えてきたわけですからね。ですから、以下のような文章を見たり、聴いたりすると、「え〜なんだ〜…どういう意味?」となります。皆さんはどうですかね〜?その文章をどうぞ!
President Biden’s speech was for domestic consumption.
*domestic(ドメスティック)=家庭の、家庭向きの、国内の、自国の、等々
「ということは〜domestic consumptionなので、国内消費!」当たり〜!と言いたいのですが、この場合はおかしいですよね。だって、バイデン大統領のスピーチは国内消費のためです…?ふむ…この文章が間違いのない文章だと考えると、この「国内消費」っていう意味はおかしいですよね〜。では、皆さん、どんな意味を当てるのが適切でしょうか?
(考え中)
(考え中)
(考え中)
(…………………)
はい、その通りです!答えは以下ですよね。
President Biden’s speech was for domestic consumption.
(バイデン大統領スピーチは国内向けのものだった。)
単語が持つ基本の概念から考えるとわかりますよね。consume は「消費する」という意味で覚えたとしても、そのイメージは、「誰かが何かを身体(体内)にいれて消化していく」なので、その消化するものが「物」という物理的なものでも、「考え」という抽象的なものであってもいいということです。ですから、(今回の)バイデン大統領のスピーチは、(アメリカ国民に聴かせて理解してもらう(受け入れてもらう=消費してもらう)ための国内向けのものだった、という意味になるわけです。
今回の思いがけない英単語は、消費する=consume→consumption(消費)でした。しっかり理解していたと思っていた単語、思いがけない使い方があるものですね。いや、私たちノンネイティブにとっては思いがけないものであるだけで、ネイティブにとっては全く「思いがけない」わけではないですよね。単語を覚えるときは、その概念、語感をしっかり理解して、決してその単語の1つの意味に縛られないことが大切というわけです。皆さん、単語を覚える時は、その意味を一対一で覚えないように心がけましょう!
ではまた、次の「思いがけない単語」に出会うことを楽しみにしていてくださいね。See you soon, guys. Have a good one! Nao