ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

タフガイ

2014-12-18 17:09:59 | 日記
泉谷しげるさんが、ご自身のブログに
『もっと強くならんと~と思ってる』と書かれてました

何故なら、強くないと優しく出来ないから…
優しさは強さの表れだと…

これって、甲斐さんもよくおっしゃってた言葉ですよね?

強さの中でしか本当の優しさは語れない
ハードな生き方の中にこそ優しさがある

だから、人間の弱さも判った上で
俺はハードに生きていきたいと思う

かのレイモンド・チャンドラーも
『男はタフでなければ生きていけない
優しくなければ生きる資格がない』という名言を残してますが

泉谷さんも甲斐さんも
もう充分にタフで、お強いんじゃないかと…(笑)

ちなみに、泉谷さんの新曲は
『漢(オトコ)ありて』というタイトルらしいんですが

前から『漢』なる言葉を使ってみたかったと泉谷さん

昔は『悪漢』って使われて(笑)
憎たらしいイメージだったのが
今は男らしいことをしたヤツのことを呼ぶらしい
そう呼ばれてみたいとおっしゃってました(笑)

その『漢』が、イチバンお似合いの高倉健さんが
プロフェッショナルとは『生業』だと話されていたと
以前にご紹介させて頂きましたけど

つい先日、奥さんの資料を眺めていたら…

『流民の唄』のミックス作業をなさっていた頃の甲斐さんが
『ロックというのは生業を仕事にすることなんだ』とおっしゃってる記事が…

記事のメインになっているのは
アルバム『破れたハート…』についてなんだけど

甲斐さんが(タイトルのシングル1曲に)
『4ヶ月、4ヶ月かかったんだよ』と話されてる通り

レコーディングは、かなり長期化していたようで
『神経が張りつめたままだろ
だから、朝になると目が覚めるんだ、深夜に寝たのに…』と甲斐さん

花園やその一週間後の東京厚生年金会館でのライブ
更に、一週間もしない内に始まった秋のツアー

一睡もしないでレコーディングをなさって、ツアー先に移動
ホテルに到着するなり、マネージャーが無理矢理寝かしつけて
その夜のライブに備えておられたそうだ(汗)

甲斐さんいわく…

ロックで食ってる、でもロックで生きてない
これが一番恥ずかしいよ

俺は確かにロックで食ってるけど
それよりもまずロックで生きていくことが大事なのさ

マスコミが俺たちを叩いた時
俺たちを助けてくれたのはファンだった

でも、みんなの優しい気遣いには心から感謝してるけど
ミュージシャンが音楽以外のところで
同情されるなんて絶対にイヤだ!(苦笑)

甲斐バンドがリアルだって思われてるのは嬉しいね
『地下室のメロディ』は、全編別れの歌だよ

わかるかい?そんな風にしか俺は書けないんだ
いつだって、その時の気持ちを忠実に吐くしか出来ないから
ずっとそうやっていくだろうね

自分のペースで、自分に一番いいやり方で
生きていくしかないんだよね

(当時)甲斐バンドは、1000人~1500人くらいのホールで
活動を続けることがベストだと思ってる

年間に100回以上やってるけど
だからこそ、曲が書けると思う

俺は身長163cmしかないし
胸囲は82cm、体重だって52kgしかない
そういうロックンローラーだっているってことだよ

俺みたいなヤツが、人より勝とうと思ったら
精一杯やるしかないだろう

『どうしてそこまでやるんだ』って訊かれた時、こう言った
だって、自分の限界なんて知らないから
だったら、目一杯やらなきゃ

客席からこっちへオーラとエネルギーを貰ってるんだよね
でないと考えられないよ、こんなに続けられるなんて

俺は昔は病弱で体が弱かったし
心もどっかで弱かった
それが、こういうことをやってる内に変わったんだ
俺ひとりの力じゃない

…と、長い引用になりましたが
こうやって何十年もロックに生きて来られた甲斐さん

それでもまだ『初めて』のことがある
まだやりたいことがあるとおっしゃってることが素晴らしいです♪
コメント
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