映画『FOUJITA』で
藤田嗣治さんを演じられるオダギリジョーさん
そのインタビュー記事に…
藤田は絵、僕は芝居ですが
自己表現という共通点を感じる
自分を理解して、その自分を使って
いかに作品に投影するか
もっと言えば、自分をどうプロデュースするか
藤田の場合、世界中の画家が集まるパリで
みんなの目をいかに引くかを
すごく考えたんだろうなとオダギリさん
ご自身もアメリカで俳優養成学校に通われていた頃
下駄を履いたり、ランドセルを背負ったりなさって(笑)
日本的個性を通して自己アピールされていたらしい
マスコミに取り上げて貰うために
初めての場所で甲斐バンドのライブを行なうという
甲斐さんの戦略(笑)と同じ発想ですよね
かの西田四郎さんに
『セルフプロデュース力が高い』と言われた甲斐さん
自分の長所も短所も冷静に把握できていないと
自らをアピールするなんて出来ないと思いますが
それも弱冠20歳の頃に…というのがビックリです
唐沢寿明さんは、いつも素肌に皮ジャン姿で
オーディションを受けては落とされていらしたのが
ある女性から『これを着てみて』と言われて
何の変哲もない白いポロシャツを
イヤイヤお召しになったら(笑)
仕事の依頼が次々と舞い込んで来たそうで(笑)
ご自身の好みと人が望むイメージや印象は
全く別物なんだなぁと…(笑)
それはさておき、当時の甲斐さんが
『ちょっとやそっとじゃ博多には帰れない』という不退転の覚悟で
そのために曲を書きためてからデビューなさったことも
拠り所のひとつだったと思いますけど
ご自身で自覚されていたであろう『武器』
イチバンはやっぱり『声』でしょうね♪
初めて甲斐さんの歌を聴かれた方が
必ずその『声』について触れられたみたいですし
ご自身も『ハスキーだけど乾いた声はあまりいない』とおっしゃってました
次は…ハードリスナーでいらしたのにも関わらず
ご自分の聴きたい音楽を誰も書いてくれないと
オリジナルを書かれるようになって
誰も使ってないコードを編み出されたくらい
『自分たちの曲』『俺たちの音』にこだわられたことでしょうか?
他のバンドが譜面通りに演奏しても
甲斐バンドの完全コピーは出来ないそうですし…(笑)
洋楽に限らず、ジャズや演歌・歌謡曲まで
あらゆる音楽を聴いて育ったとおっしゃる甲斐さん
それが、ご自身の血肉となって
そこから『甲斐印』の曲が生まれて来るんだと思うんですが
『4小節以内はOK(笑)を逆手に取って』
お好きなメロディラインを取り込まれたことも…(笑)
…で、今回のメインディッシュは(笑)マキタスポーツさんの著書
『すべてのJ-POPはパクリである』(爆)
この本を書かれたきっかけは…
街頭に流れていたある新曲を聞かれた時に
あっ、また『桜が舞い散る』ぞと判ったことだそうで(笑)
シンガー・ソングライターの曲を分析して
モノマネされてきた経験から
ヒット曲には歌詞だけでなく
楽曲構成にも共通点があると
主に平成期の曲を集めて分析されたという
例えば、和音の並べ方(コード進行)のひとつ
『カノン進行』は切なさ増幅装置だとマキタさん(笑)
この調べに乗せれば
生活感あふれる『釣り銭』というフレーズすら
ドラマチックになるらしい(笑)
歌詞ならば『翼・扉・桜・奇跡』が頻出ワードで
定型句を組み合わせれば、それっぽい歌詞が出来るそうだ
…と言っても、マキタさんは否定的に捉えておられるのではなく
子供が先人達の知恵や経験をパクって成長しても
その子供の人生には、まぎれもない唯一性があるのと同じように
先駆者の遺産を編集するセンスこそが
オリジナリティーだとおっしゃってました
ちなみに…マキタさんが、ご自身の法則を駆使された
『十年目のプロポーズ』という曲を捧げられた奥様は
結婚前の気持ちを取り戻されたのか?
マリッジブルーになってしまわれたんだとか…(苦笑)
…という訳で、今回もまた
甲斐さんの大好きな方お二人の話題にヒットした次第です(笑)
藤田嗣治さんを演じられるオダギリジョーさん
そのインタビュー記事に…
藤田は絵、僕は芝居ですが
自己表現という共通点を感じる
自分を理解して、その自分を使って
いかに作品に投影するか
もっと言えば、自分をどうプロデュースするか
藤田の場合、世界中の画家が集まるパリで
みんなの目をいかに引くかを
すごく考えたんだろうなとオダギリさん
ご自身もアメリカで俳優養成学校に通われていた頃
下駄を履いたり、ランドセルを背負ったりなさって(笑)
日本的個性を通して自己アピールされていたらしい
マスコミに取り上げて貰うために
初めての場所で甲斐バンドのライブを行なうという
甲斐さんの戦略(笑)と同じ発想ですよね
かの西田四郎さんに
『セルフプロデュース力が高い』と言われた甲斐さん
自分の長所も短所も冷静に把握できていないと
自らをアピールするなんて出来ないと思いますが
それも弱冠20歳の頃に…というのがビックリです
唐沢寿明さんは、いつも素肌に皮ジャン姿で
オーディションを受けては落とされていらしたのが
ある女性から『これを着てみて』と言われて
何の変哲もない白いポロシャツを
イヤイヤお召しになったら(笑)
仕事の依頼が次々と舞い込んで来たそうで(笑)
ご自身の好みと人が望むイメージや印象は
全く別物なんだなぁと…(笑)
それはさておき、当時の甲斐さんが
『ちょっとやそっとじゃ博多には帰れない』という不退転の覚悟で
そのために曲を書きためてからデビューなさったことも
拠り所のひとつだったと思いますけど
ご自身で自覚されていたであろう『武器』
イチバンはやっぱり『声』でしょうね♪
初めて甲斐さんの歌を聴かれた方が
必ずその『声』について触れられたみたいですし
ご自身も『ハスキーだけど乾いた声はあまりいない』とおっしゃってました
次は…ハードリスナーでいらしたのにも関わらず
ご自分の聴きたい音楽を誰も書いてくれないと
オリジナルを書かれるようになって
誰も使ってないコードを編み出されたくらい
『自分たちの曲』『俺たちの音』にこだわられたことでしょうか?
他のバンドが譜面通りに演奏しても
甲斐バンドの完全コピーは出来ないそうですし…(笑)
洋楽に限らず、ジャズや演歌・歌謡曲まで
あらゆる音楽を聴いて育ったとおっしゃる甲斐さん
それが、ご自身の血肉となって
そこから『甲斐印』の曲が生まれて来るんだと思うんですが
『4小節以内はOK(笑)を逆手に取って』
お好きなメロディラインを取り込まれたことも…(笑)
…で、今回のメインディッシュは(笑)マキタスポーツさんの著書
『すべてのJ-POPはパクリである』(爆)
この本を書かれたきっかけは…
街頭に流れていたある新曲を聞かれた時に
あっ、また『桜が舞い散る』ぞと判ったことだそうで(笑)
シンガー・ソングライターの曲を分析して
モノマネされてきた経験から
ヒット曲には歌詞だけでなく
楽曲構成にも共通点があると
主に平成期の曲を集めて分析されたという
例えば、和音の並べ方(コード進行)のひとつ
『カノン進行』は切なさ増幅装置だとマキタさん(笑)
この調べに乗せれば
生活感あふれる『釣り銭』というフレーズすら
ドラマチックになるらしい(笑)
歌詞ならば『翼・扉・桜・奇跡』が頻出ワードで
定型句を組み合わせれば、それっぽい歌詞が出来るそうだ
…と言っても、マキタさんは否定的に捉えておられるのではなく
子供が先人達の知恵や経験をパクって成長しても
その子供の人生には、まぎれもない唯一性があるのと同じように
先駆者の遺産を編集するセンスこそが
オリジナリティーだとおっしゃってました
ちなみに…マキタさんが、ご自身の法則を駆使された
『十年目のプロポーズ』という曲を捧げられた奥様は
結婚前の気持ちを取り戻されたのか?
マリッジブルーになってしまわれたんだとか…(苦笑)
…という訳で、今回もまた
甲斐さんの大好きな方お二人の話題にヒットした次第です(笑)